医療ソーシャルワーク研究 I
博士前期課程総合人間科学研究科 - 社会福祉学専攻
MHSV7240
コース情報
担当教員: 髙山 惠理子
単位数: 1
年度: 2024
学期: 3クォーター
曜限: 月6
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
本講義は認定社会福祉士指定科目である。認定社会福祉士科目としての適用を受けることを希望する場合は,予め連絡すること([email protected]) その関係で,セッションを8回持つ設定しているが,認定社会福祉士の指定科目として受講している学生以外は,第8回の講義への出席は任意である。 なお,第8回セッションは補講日程に実施する。 ・なお,第8回セッションは補講日程に設定する
詳細情報
概要
ソーシャルワーカーとしての的確な支援の展開に必要な知識とスキルについて学ぶ。具体的には,患者・家族のおかれた状況理解・ニーズ把握,患者・家族支援におけるポイントの理解,患者支援のための所属機関の構成・仕組み,関係機関の機能・役割・特性の理解,関連する政策や法制度の構造と,所属機関・関係機関の機能の効果的活用に関する知識とスキルの理解する。講義を通じて,実践現場と制度・政策,実践と理論,実践と実践研究との関連性についても,考察を深めることを期待する。 講義は,関連論文の講読およびグループ討議,実践事例分析,ロールプレイを中心にすすめる。 なお,本講義は認定社会福祉士の科目「入院から退院までの生活支援」として認証されている。
目標
・保健医療分野において,自己決定,当事者の尊厳の尊重,権利擁護等,ソーシャルワークの基本的な姿勢を保ち,的確に支援を展開できるようになること ・患者が必要な医療サービスを効果的に利用できるように支援できるようになること
授業外の学習
【予習】 ・指定した文献を読む(90分) 【復習】 ・講義後参考資料を使って復習したうえ,リアクションペーパーを提出する。(50分) ・発表資料の作成,レポート準備を行う(50分)
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション:保健医療分野のソーシャルワーク,入院患者に対する的確な支援とは,実践現場における支援と制度・政策,実践と理論,実践と実践研究との関連性について
- 受傷・罹患・入院時及び地域移行に伴う心理社会的ニーズ把握の方法の理解(文献講読と討議)
- 医療を目的とした機関の機能,組織の特性の理解(文献講読と討議)
- 地域における医療に関わる政策の理解(文献講読と討議)
- 社会保障及び社会福祉に関わる政策・制度等の社会資源の理解と討議)
- 多職種連携(機関内)・チームアプローチ・ネットワークに関わる理論の理解(文献講読と討議)
- 受傷・罹患・入院及び地域移行に伴う支援過程および留意すべきポイントの理解:本人・家族の直接支援,連携・協働,チームアプローチ,ネットワーキングの観点から(文献購読と討議)
- 地域ネットワーク構築に伴う実践過程および留意すべきポイントの理解:(実践事例分析・ロールプレイ) *認定社会福祉士認証科目として受講している学生以外は,出席は任意。
教科書
初回ゼミにて文献リストを配布する
参考書
書籍情報はありません。