地域社会学特講
博士前期課程総合人間科学研究科 - 社会学専攻
MHSC7370
コース情報
担当教員: 中澤 秀雄
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金1
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
25%
授業参加
75%
詳細情報
概要
地域・都市社会学をめぐるさまざまな理論と実証研究について,批判的に検討することを目的とする。参考のために過年度のCourse Descriptionを本シラバスに添付する(受講者との相談のうえ大幅に変更されることがあるので,2024年度の内容がこの通りになるとは限らない)。 ※アクティブ・ラーニングについては,ディスカッション等を毎回実施。
目標
1.地域・都市社会学の主要な議論を理解する。 2.英語を含む文献の精読になじむ。 3.自らの問題関心を地域・都市社会学との関連で考えてみる。
授業外の学習
基本的には毎回指示することになるが,30-70ページ程度の文献(英語の場合もある)を精読して来ることが必要である。報告担当者になった週にはレジュメを準備する必要がある。
所要時間: 約200分
スケジュール
- イントロダクション (以下はあくまで予定であり,受講者との相談のうえ講義・輪読予定など柔軟に変更する。)
- 概説: 地域・都市社会学とは何か/戦後日本における開発と運動
- 指定文献についての発表と討論(1)都市・地域における格差
- 指定文献についての発表と討論(2)都市における貧困
- 指定文献についての発表と討論(3)ジェントリフィケーションとは何か
- 指定文献についての発表と討論(4)都市景観と権力
- 指定文献についての発表と討論(5)都市の権力構造をどう理解するか
- 指定文献についての発表と討論(6)日本型郊外の盛衰とSocial Capital
- 指定文献についての発表と討論(7)住民運動と生活者の秩序
- 指定文献についての発表と討論(8)住民運動論とNPO論のミッシング・リンク
- 指定文献についての発表と討論(9)マチ・ムラ・イエと町内会・自治会
- 指定文献についての発表と討論(10)まちづくりと日本社会
- 指定文献についての発表と討論(11)都市・地域研究における調査と倫理
- 学修内容についての総括
教科書
開講時以降に指示する。参考のために過年度のCourse Descriptionを本シラバスに添付する(2024年度がこの通りになるとは限らない)
参考書
書籍情報はありません。