ライフコース研究II

博士前期課程総合人間科学研究科 - 社会学専攻

MHSC7220

コース情報

担当教員: 田渕 六郎

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火1

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

50%

授業参加

30%

レポート

20%

詳細情報

概要

この演習では,ライフコース研究Ⅰをふまえて,ライフコース研究の方法をより深く理解,習得しつつ,受講者が自らの社会学的研究のための視座を拡げることを目的とします。具体的には,ライフコース論・ライフヒストリー研究・家族研究・エイジング研究などの専門的文献,または関連する社会学的研究法にかんする文献を講読・討論します。参加者の関心によって,個別報告や質的データ分析法にかんする演習を織り交ぜることがあります。 ※教材提供,資料掲示,課題提出にはMoodleを使用する。授業受講にあたっては,Moodleでコースの登録を済ませておくこと(各自で登録が必要)。 ※アクティブ・ラーニング(グループワーク,ディスカッション等)を毎回実施。

目標

・社会学的なライフコース研究についての理解を深める。 ・ライフコース研究の視点と方法をより深く理解する。 ・ライフコース研究の適用例としての生活史研究などについてより深く理解する。 ・ライフコース研究の視点を自らの研究に活用する。

授業外の学習

毎回の授業で指定される次回授業の参考文献・資料を読み,必要な課題を行ったうえで授業に出席することが求められます。予習時間としては週あたり2~3時間程度が期待されます。また,各自の研究に用いることができる知識を深めるため,復習に相当する授業時間外の学習として,授業で紹介する文献などを手がかりに,各自の研究関心に関連する文献の探索と講読やデータの収集,分析などを行うことを推奨します(週あたり1時間程度)。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. イントロダクション(スケジュールの確定)
  2. 文献講読と討論1(ライフコース論の文献)
  3. 文献講読と討論2(ライフコース論の文献)
  4. 文献講読と討論3(ライフヒストリー論の文献)
  5. 文献講読と討論4(ライフヒストリー論の文献)
  6. 文献講読と討論5(ライフヒストリー論の文献)
  7. 文献講読と討論6(中間ディスカッション)
  8. 文献講読と討論7(家族研究の文献)
  9. 文献講読と討論8(家族研究の文献)
  10. 文献講読と討論9(家族研究の文献)
  11. 文献講読と討論10(家族研究の文献)
  12. 文献講読と討論11(エイジング研究の文献)
  13. 文献講読と討論12(エイジング研究の文献)
  14. 文献講読と討論13(エイジング研究の文献),全体討論とまとめ

教科書

テキストは授業で紹介します。

    参考書

    下記以外の参考書は授業で紹介します。

    • ライフコースの社会学

      著者: 嶋崎尚子

      出版社: 学文社・2008

    • いのちとライフコースの社会学

      著者: 藤村正之編

      出版社: 弘文堂・2011

    • ライフヒストリーを学ぶ人のために(新版)

      著者: 谷富夫編

      出版社: 世界思想社・2008

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