論文演習 II
博士前期課程総合人間科学研究科 - 社会学専攻
MHSC2504
コース情報
担当教員: 中澤 秀雄
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水4
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
25%
授業参加
75%
その他
論文執筆に向けた学習状況を総合的に判断する。
0%
詳細情報
概要
学位論文の執筆に向けて,データ収集と分析,解釈の実際を実践的に学ぶ。主として個別指導を通じて,調査の実施,データ収集と分析,仮説の再検討と洗練,データの再収集などについて実際的な知識を深めつつ,データ分析と考察を中心に,論文執筆のプロセスを実践的に学ぶ。指導教員の指導を通じた論文執筆を行うなかで,論理的構成力を高める。
目標
1) 先行研究の批判的検討,仮説の洗練,データ分析についての理解を深める。 2) データ分析とその再検討のプロセスを実践し,論文の執筆に反映させる。 3) 指導教員の指導のもとでプレゼンテーション,論文の執筆,リライトなどを行うなかで,論理的構成力を更に高める。
授業外の学習
指導教員に指示された課題に取り組むとともに,論文の洗練に向けて,関連する文献の再検討などを進んで行うことが求められる。
所要時間: 約200分
スケジュール
- スケジュールの確認 ※なお,以下のスケジュールは一つのモデルであり,履修生と相談のうえ柔軟に変更する。
- 先行研究の批判的検討(1):文献の収集と整理
- 先行研究の批判的検討(2):論点の抽出と仮説構築
- 仮説の洗練(1):理論と分析枠組みの構築
- 仮説の洗練(2):経験的研究との比較
- 調査実施とデータ分析(1):母集団とサンプリング
- 調査実施とデータ分析(2):量的調査と質的調査
- 調査実施とデータ分析(3):仮説検証と仮説導出
- プレゼンテーション(1):中間的知見の整理
- プレゼンテーション(2):中間的知見の報告
- 論文執筆の実践(1):知見の記述と追加調査の実施
- 論文執筆の実践(2):章構成の検討
- 論文執筆の実践(3):総合的考察の執筆
- 論文執筆の実践(4),論文演習2のまとめ:課題の提出と振り返り
教科書
特定の教科書は指定せず,授業時に適宜,参考書を指示する。
参考書
書籍情報はありません。