論文演習 II
博士前期課程総合人間科学研究科 - 社会学専攻
MHSC2432
コース情報
担当教員: 芳賀 学
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水4
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
100%
その他
内容面の評価に関しては,指導教員の総合的な判断による。
0%
詳細情報
概要
論文演習においては,私を指導教員とする総合人間科学研究科博士前期課程2年次に在籍する学生に対して,修士論文の作成のための指導を行う。具体的には,各自の問題関心に基づく研究テーマを検討し,そこで特定した具体的な研究課題を解くために,関連文献の選定と講読,作業仮説の策定,方法の選定,研究計画の策定とその試行的な実施,研究計画の本格的な実施とデータの収集,データの分析と考察,論文の執筆,といった一連の研究プロセスを取り扱う。このうち,秋学期のⅡにおいては,受講する学生との入念なディスカッションを通じて,主として,研究計画の本格的な実施とデータの収集から論文の執筆までのプロセスを取り扱う。 総じて,社会学専攻開講の専門科目として,600レベル相当の高度な実践的知識を提供する。なお,アクティブ・ラーニング(ディスカッション・プレゼンテーション)を毎回実施する。
目標
参加者各自が,修士論文の作成を念頭においた上で,収集したデータの分析,考察,論文の執筆といったプロセスを着実に進め,論文を完成させられる技能を習得することを目標とする。
授業外の学習
参加者各自の研究計画を定めるために必要となる課題を毎回教員より個別に指示するので,参加者は次回までにその課題に必ず取り組んだ上で,授業に臨むこと。
所要時間: 毎回190分以上。
スケジュール
- イントロダクション(以下は予定であり,授業の進捗状況により,各テーマの回数は変更することがありうる。)
- 研究計画の本格的な実施とデータの収集(1):実施とデータ収集
- 研究計画の本格的な実施とデータの収集(2):データの整理とチェック
- 研究計画の本格的な実施とデータの収集(3):追加データの収集
- 研究計画の本格的な実施とデータの収集(4):追加データの整理とチェック
- 研究計画の本格的な実施とデータの収集(5):データの総合的な整理
- 分析結果の考察(1):個別データの初期的な分析と考察
- 分析結果の考察(2):個別データのより複雑な分析と考察
- 分析結果の考察(3):個別データのさらに複雑な分析と考察
- 分析結果の考察(4):データ全般の総合的な分析と考察
- 論文の執筆(1):問題関心と課題設定の部分について
- 論文の執筆(2):先行業績のサーベイと研究の方法の部分について
- 論文の執筆(3):データの解析と考察部分について
- 論文の執筆(4):結論部分について
教科書
開講時以降に適宜指示する。
参考書
開講時以降に適宜指示する。