社会学理論
博士前期課程総合人間科学研究科 - 社会学専攻
MHSC1110
コース情報
担当教員: 石井 由香理
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木1
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
20%
その他
課題提出物
60%
詳細情報
概要
修士論文の執筆において必要となる,博士前期課程で習得しておくべき社会学理論,社会理論について,その概要を学ぶ。理論構築にかんする基本的な考えを学んだ上で,著名な社会学の理論(理論家)について,原典を読みながら,社会学的思考の軌跡をたどる。※アクティブ・ラーニング(グループワーク,ディスカッション等)を毎回実施。
目標
・テキストの読解を通じて社会学理論についての知識を深める ・関連分野についても学び,アイディアや概念を応用して,受講生の研究の発展を目指す ・報告を通じて,発信力,表現力を高める
授業外の学習
・授業にあたり,担当する文献のレジュメ作成 ・研究報告に関する資料作成 ・当該授業回のテキストの読み込み(概論および原著) ・各自での予習と復習
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション
- 社会学概論,ディスカッション
- 社会的連帯と集合意識:デュルケーム
- 理念型と理解社会学:ウェーバー
- 資本主義と疎外:マルクス
- 秩序,構造-機能主義:パーソンズ
- 現象学的社会学:シュッツ
- シンボリック相互作用論:ブルーマー,ミード
- 構造化論:ギデンズ
- 社会階層と差異化:ブルデュー
- 規律権力:フーコー
- 合理的選択理論:コールマン
- ミクロな相互行為:ゴッフマン
- 現代社会論:バウマン
教科書
下記のテキスト1を教科書とする。その他,原著などを読むが適宜案内する
クロニクル社会学
著者: 那須壽編
出版社: 有斐閣アルマ・1997
参考書
社会学の歴史Ⅰ -- 社会という謎の系譜
著者: 奥村隆
出版社: 有斐閣アルマ・2014
新しい社会学のあゆみ
著者: 新睦人編
出版社: 有斐閣アルマ・2006