産業心理学特論(産業・労働分野に関する理論と支援の展開)
博士前期課程総合人間科学研究科 - 心理学専攻
MHPS7830
コース情報
担当教員: 大塚 泰正
単位数: 2
年度: 2024
学期: 2Q集中
曜限: その他
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
30%
レポート
40%
詳細情報
概要
産業・労働分野に関わる公認⼼理師の実践について,⼀次予防から三次予防までの 幅広い話題について解説する。単に教員が講義を⾏うだけでなく,受講⽣参加型の 要素を多分に取り⼊れる。 なお,正当な理由なく14時限中5時限以上⽋席した者は不合格となる。
目標
産業・労働分野で活躍できる臨床⼼理⼠・公認⼼理師の素養を⾝に付ける。
授業外の学習
Moodleに掲載された資料や参考書等を参照して予習・復習を行う。
所要時間: 3時間程度
スケジュール
- オリエンテーション(以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数 は変更することがありうる)
- 職場のメンタルヘルス対策の歴史と法規
- 働く⼈のうつ病対策
- 働く⼈の⾃殺対策
- 精神障害の労災認定
- 職場のハラスメント対策
- 職場復帰⽀援①休職開始から休職中のケア
- 職場復帰⽀援②職場復帰前から職場復帰後のケア
- EAP(Employee Assistance Program)
- 過重労働対策
- 職場のストレスチェック
- 職場のメンタルヘルスに関する教育研修
- 職場環境改善
- 職場環境改善の実際
教科書
特に指定しない
参考書
産業保健⼼理学
著者: 島津明⼈
出版社: ナカニシヤ出版・2017
産業心理職のコンピテンシー: その習得,高め方の実践的・専門的方法
著者: 種市康太郎 他
出版社: 川島書店・2023