地域支援の心理学特殊研究

博士前期課程総合人間科学研究科 - 心理学専攻

MHPS6410

コース情報

担当教員: 齋藤 梓

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

70%

レポート

30%

詳細情報

概要

心理専門職(公認心理師や臨床心理士)が携わることになる,学校危機,DV/IPV,児童虐待,非行,犯罪被害などのトラウマの関わる問題に対し,個人への心理支援から地域支援,集合的トラウマ等の視点までを考えられるようになることが目的である。 その際,トラウマインフォームドケアやコミュニティ介入の考え方や方法論について理解を深め,基礎概念を実践現場と結びつけながら学んでいく。

目標

1. 危機となるような心理社会的問題に対して,個人への心理介入から地域支援までの視点を獲得する。 2. 臨床心理学の専門家として,支援を要する人,あるいは地域に対して,トラウマインフォームドな関わりを持つことができる。

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回100 分程度)。 ・授業で使用するテキストの内容を精読し,自分が疑問に思った箇所やディスカッションをしたいと考えた箇所について検討をする。 ・トピックとして提示された内容を調べ,発表できるようにまとめる。 【復習】(所要時間:各回90 分程度) ・ディスカッション内容やトピックとして発表された内容を振り返り,授業で扱ったテーマに対する自分の考えを要約する。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション,この授業の進め方と評価方法の確認,扱う資料の決定。
  2. トラウマインフォームドケアや地域支援,公衆衛生の考え方や方法論を学ぶ。
  3. トラウマに関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する。(1)
  4. トラウマに関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する。(2)
  5. トラウマに関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する。(3)
  6. トラウマに関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する。(4)
  7. トラウマに関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する。(5)
  8. トラウマに関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する。(6)
  9. トラウマに関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する。(7)
  10. 学校緊急支援に関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する(1)
  11. 学校緊急支援に関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する(2)
  12. 学校緊急支援に関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する(3)
  13. 学校緊急支援に関わる文献内容および関連するトピックについて発表し,全体で討論する(4)
  14. 授業の総括。受講生による振り返りと教員によるまとめの講義。

教科書

非行少年に対するトラウマインフォームドケア 修復的司法の理論と実践 ジュダ・オウドショーン著 野坂祐子監訳を使用予定だが,詳細は授業内にて受講者と話し合った上で決定する。

    参考書

    • 学校コミュニティへの緊急支援の手引き(第3版)

      著者: 福岡県臨床心理士会編 窪田由紀編著

      出版社: 金剛出版 2020年

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.