臨床心理基礎実習I*

博士前期課程総合人間科学研究科 - 心理学専攻

MHPS1870

コース情報

担当教員: 毛利 伊吹

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火3, 火4

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

50%

授業参加

30%

レポート

20%

その他

講義・実習への出席(参加)状況と,実習報告(レポート)から総合的に評価する。

0%

詳細情報

概要

この科目は臨床心理学コースの必修科目であり,心理臨床の現場で働く上での基本姿勢を学び,各種援助技術について実習を通して学ぶことを目的とする。臨床心理学の実践家とは何か,その倫理的問題,記録の取り方や受理手続き・査定手続きについて体験学習と講義を行う。実習には,本授業と学内相談室での実習,学外施設での実習(見学,陪席・心理検査施行等)を含む。 なお,外部実習についても,Moodleへの登録を求める可能性があるが,これについては本授業の初回で伝える。 ※臨床心理学コースの学生および臨床心理学コースを修了した博士後期課程の学生のみ受講が認められる(臨床心理学コースの学生は,在学1年目にこの科目を履修すること)。

目標

初回面接の手続き,心理職としての倫理,知能検査を用いたアセスメントの技術のなど公認心理師・臨床心理士として働くための多様な視点の習得を目標とする。

授業外の学習

学内外で実習を行う。 そのための事前学習と,実習で学んだ内容をまとめたレポートを作成する。 また,実習で学んだ知能検査・心理検査を実際の現場で用いられるよう,予習,繰り返しの事後学習,予行練習などを求める。 事前学習・事後学習・レポートの作成などをあわせて,毎回2~3時間程度の学習は必要である。

所要時間: 120分(目安とする)

スケジュール

  1. オリエンテーション ※以下は予定であり,授業の進捗状況等により各テーマの回数や順序などを変更することがある。
  2. 知能検査によるアセスメント実習1
  3. 知能検査によるアセスメント実習2
  4. 知能検査によるアセスメント実習3
  5. 知能検査によるアセスメント実習4
  6. 初回面接
  7. 知能検査によるアセスメント実習5
  8. 知能検査によるアセスメント実習6
  9. 心理専門職の役割
  10. 心理臨床における倫理
  11. 話を聴くということ
  12. ロールプレイ
  13. 芸術療法(予定)
  14. まとめ

教科書

授業の中でその都度指示する。

    参考書

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