臨床心理査定演習II
博士前期課程総合人間科学研究科 - 心理学専攻
MHPS1860
コース情報
担当教員: 吉村 聡
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
リアクションペーパー
30%
レポート
40%
詳細情報
概要
臨床心理査定演習Ⅰでの学習を基に,①心理テストの実施方法,②解釈と所見の書き方やフィードバックの実際について学ぶ。授業はグループ作業を中心に進められ,教員から提示されるテストバッテリーについてグループで調べ,討議し,発表することが求められる。また,随時,ロールプレイを行う予定。 受講に際しては,学部で心理検査の基本的な実習を履修済みであること,および臨床心理査定演習Ⅰを受講済みであることを前提とする。心理査定について未履修の学生,履修はしたがロールシャッハ法に関する基礎知識が不十分であると判断される学生は,学部の授業を履修するなど,本講受講以外の努力が求められる。なお,本授業は臨床心理コースの学生およびその修了生のみが履修できる。
目標
査定演習Ⅰが,「実施できることと解釈できること」を目標に据えているのに対して,査定演習Ⅱは,「検査所見を書けること」を目標にしている。
授業外の学習
検査レポートをまとめる作業は容易ではない。毎回の授業ごとに十分な課外学習活動が期待される。
所要時間: 授業1回あたり190分以上
スケジュール
- 所見作成とフィードバックのための準備1
- 所見作成とフィードバックのための準備2
- 心理テストの解釈とレポート作成1
- 心理テストの解釈とレポート作成2
- 心理テストの解釈とレポート作成3
- 心理テストの解釈とレポート作成4
- 心理テストの解釈とレポート作成5
- 心理テストの解釈とレポート作成6
- 心理テストの解釈とレポート作成7
- 心理テストの解釈とレポート作成8
- 心理テストの解釈とレポート作成9
- 心理テストの解釈とレポート作成10
- 心理テストの解釈とレポート作成11
- 心理テストの解釈とレポート作成12
教科書
特定のテキストは用いない
参考書
ロールシャッハの解釈
著者: ジョン・E・エクスナー
出版社: 金剛出版
ロールシャッハテストの所見の書き方―臨床の要請にこたえるために
著者: 加藤志ほ子・吉村聡
出版社: 岩崎学術出版社
力動的心理査定
著者: 馬場禮子
出版社: 岩崎学術出版社