臨床心理面接特論 I(心理支援に関する理論と実践)
博士前期課程総合人間科学研究科 - 心理学専攻
MHPS1830
コース情報
担当教員: 毛利 伊吹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
その他
授業への欠席が5回以上の場合,原則として単位は認められない。
詳細情報
概要
この授業で学ぶ内容は以下の通りである。 ① 力動論に基づく心Fl療 法の理論と方法 ② 行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法 ③ その他の心理療法の理論と方法 ④ 心理に関する相談,助言,指導等への に記①から③までの応用 ⑤ 心理に関する支援を要する者の特性や状況に応じた適切な支援方法の選択・調整 授業では主に,実施したロールプレイをもとに,事例に関するディスカッションを行う(進め方の詳細は初回授業で伝える)。
目標
実践に臨む準備の一環として,心理療法における基本的な知識や考え方を学ぶ。また,授業における話し合いを通して,自身が何を感じ,何を考え,何を根拠にそう考えているのかを自覚できるようになること。
授業外の学習
授業への理解を深めるために,以下に挙げるような心理療法に関する文献を,毎週1冊位を読むことが重要であり,予習・復習のために1回の授業につき,計3時間以上は必要となる。 ・湊真季子他「事例で学ぶアセスメントとマネジメント」岩崎学術出版社 ・松木邦弘「耳の傾け方:こころの臨床を目指す人たちへ」岩崎学術出版社 ・馬場禮子「精神分析的心理療法の実践:クライエントに出会う前に」岩崎学術出版社 ・H.カーシェンバウム他編「ロジャーズ選集(上)」誠信書房 ・M.J.ピーブルズ「初回面接:出会いの見立てと組み立て方」金剛出版 ・東京駒場CBT研究会「クライエントの言葉をひきだす認知療法の「問う力」」金剛出版 ・ナンシー・マックウィリアムズ「精神分析的心理療法:実践家のための手引き」金剛出版
所要時間: 190分(目安とする)
スケジュール
- オリエンテーション ※以下は予定であり,授業の進捗状況等により各テーマの実施回数や順序などを変更することがある。
- ロールプレイ①
- ロールプレイ②
- オンラインロールプレイの検討①
- オンラインロールプレイの検討②
- オンラインロールプレイの検討③
- ロールプレイ③
- オンラインロールプレイの検討④
- 対面ロールプレイの検討①
- 対面ロールプレイの検討②
- 対面ロールプレイの検討③
- 対面ロールプレイの検討④
- 対面ロールプレイの検討⑤
- まとめ
教科書
教科書は使用しない
参考書
書籍情報はありません。