臨床心理学特論I

博士前期課程総合人間科学研究科 - 心理学専攻

MHPS1810

コース情報

担当教員: 松田 修

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火1

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

70%

レポート

30%

その他

正当な理由のない欠席は認めない。授業参加については,各自の発表,討論への参加などを総合的に評価する。

0%

詳細情報

概要

臨床心理学コースの学生は1年次に履修しておくとよい。 認知症,発達障害,高次脳機能障害など,神経心理学的障害を持つ人ならびにその家族や関係者に対して,臨床心理学の専門家として関わるのに必要な専門的な知識について,主体的に学習する。 受講生は,指定された教科書の目次を参考に,自分が担当するテーマを決定し,それについて,文献研究を中心に自らが調べ,わかったことを他の受講生と担当教員に対してレクチャー(発表)する(1テーマあたり発表20分(時間厳守),パワーポイントを使用)。 なお,教科書はあくまでも入門的な内容なので,20分の発表では教科書の要約にとどまらず,教科書で紹介されている引用・参考文献,あるいはオンラインで入手可能な関連資料から得られた情報も追加することが望ましい。 残りの時間を利用してテーマに関連した討論や,担当教員による補足を行う。受講生には,毎回,授業内でその日の授業に対するコメントを求める。

目標

神経心理学的障害を持つ人と,その家族や関係者に対して,臨床心理学の専門家として関わるのに必要な専門的な知識について的確に説明できる。

授業外の学習

毎回,予習と復習に授業時間以外の学習を必要とする。担当箇所のレクチャー(発表)に関しては,さらに,発表の準備(参考書や関連文献の精読,発表スライドの作成,質問への回答準備など)が必要である 。 授業開始時までにテキストを購入しておくこと。

所要時間: 授業1回あたり190分以上

スケジュール

  1. オリエンテーション ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
  2. 担当者決めと発表の準備に関わる指導
  3. 発表と討論(1)受講生によるレクチャーと討論
  4. 発表と討論(2)受講生によるレクチャーと討論
  5. 発表と討論(3)受講生によるレクチャーと討論
  6. 発表と討論(4)受講生によるレクチャーと討論
  7. 発表と討論(5)受講生によるレクチャーと討論
  8. 発表と討論(6)受講生によるレクチャーと討論
  9. 発表と討論(7)受講生によるレクチャーと討論
  10. 発表と討論(8)受講生によるレクチャーと討論
  11. 発表と討論(9)受講生によるレクチャーと討論
  12. 発表と討論(10)受講生によるレクチャーと討論
  13. 発表と討論(11)受講生によるレクチャーと討論
  14. まとめ:受講生による授業内容の振り返りと教員による総括

教科書

各自の興味関心に合わせて適切な論文や文献を授業内に案内する。

  • 公認心理師のための基礎から学ぶ神経心理学 理論からアセスメント・介入の実践例まで

    著者: 松田修・飯干紀代子・小海宏之(編著)

    出版社: ミネルヴァ書房・2019年

参考書

書籍情報はありません。

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