専門看護学演習

修士課程総合人間科学研究科 - 看護学専攻

MHNU7500

コース情報

担当教員: 塚本 尚子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木6

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

40%

その他

課題への取り組みおよび,プレゼンテーションを評価対象とする

60%

詳細情報

概要

【授業概要】 ・看護学でしばしば用いられる研究手法である質問紙法について,専門看護学ゼミで抄読した文献を素材に学習を深める。 ・看護学専攻で開講する500番台の演習である。修士論文作成に向けて研究の流れを俯瞰し適切に方法論を用いる能力を育てる。

目標

①専門看護学ゼミで抄読した文献を活用し,そこで用いられているデータの解析方法,結果の読み方を説明することができる。 ②研究全体の枠組みと,データ解析・結果と考察の関係性を説明することができる。

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回120分程度) 1.素材とする文献で用いられている分析方法について学習する 2.文献中で,具体的にどのように質問紙がデータ化され,どの変数を用いて分析が行われており,どのような結果が導かれているかを理解する 【復習】(所要時間:各回70分程度) 1.取り扱った分析方法の要点をまとめる 2.模擬データを作成し,SPSSを用いて当該の分析方法を経験してみる

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ・オリエンテーション:演習の進め方(塚本) ・質問紙法の基本 ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる
  2. ・尺度構成法の理解(塚本) 尺度構成法についてまとめ発表する
  3. ・分析方法の理解①(χ2検定,t検定,分散分析,因子分析,重回帰分析)(舩木・塚本) 文献を素材に,そこで用いられている分析方法について調べ発表する。その論文では,具体的にどのように用いられてるかを含めて説明する。
  4. ・分析方法の理解②(χ2検定,t検定,分散分析,因子分析,重回帰分析)(舩木・塚本)
  5. ・分析方法の理解③(χ2検定,t検定,分散分析,因子分析,重回帰分析)(舩木・塚本)
  6. ・分析方法の理解④(χ2検定,t検定,分散分析,因子分析,重回帰分析)(舩木・塚本)
  7. ・分析方法の理解⑤(χ2検定,t検定,分散分析,因子分析,重回帰分析)(舩木・塚本)
  8. 研究枠組み,尺度,分析,結果,考察の一貫性の検証①(塚本) 第4~7回で用いた文献を用いて,上記の一貫性の点から文献を検証する
  9. 研究枠組み,尺度,分析,結果,考察の一貫性の検証②(塚本) 第4~7回で用いた文献を用いて,上記の一貫性の点から文献を検証する
  10. 研究枠組み,尺度,分析,結果,考察の一貫性の検証③(塚本) 第4~7回で用いた文献を用いて,上記の一貫性の点から文献を検証する
  11. 尺度構成のワーク①(塚本・舩木)
  12. 尺度構成のワーク②(塚本・舩木)
  13. 尺度構成のワーク③(塚本・舩木)
  14. 研究計画(研究課題と方法論の明確化)(舩木・塚本) (専門看護学ゼミで導かれた課題について,どのような方法論が適切かについて考え発表する。)

教科書

看護研究法で用いた書籍を教科書とする。その他は必要時提示する。

  • APA論文作成マニュアル 第3版

    著者: アメリカ心理学会(前田樹海・江藤裕之訳)

    出版社: 医学書院・2023

参考書

書籍情報はありません。

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