専門看護学ゼミ

概要

１．修士論文のテーマに関連した文献の抄読・ディスカッションを通じて,研究の流れを概観し,そこにある課題を明確化し,研究テーマを焦点化する。 ２．看護学専攻で開講している,500番レベルの科目であり,学際的な学問領域の特徴を生かして関連領域の知識をどのように看護学に取り入れるかを考える。

目標

１．関心のある看護の現象について,文献検索を行い,必要な文献をリスト化することができる。 ２．それぞれの文献で用いられている概念,方法論を理解し,関心のある看護現象の研究の流れをまとめることができる。 ３．文献検討を通して,関心のある看護現象が,どのような研究の系譜に位置づくものかを理解することができる。 ４．文献検討を通じて,関心のある看護現象が,研究によってどこまで明らかにさてているのか,解明されていない課題は何かを文章化することができる。 ５．明らかになった課題について,今後どのような方向から検討することが必要かを文章化し,研究を焦点化することができる。 ６．この科目は看護学専攻の専門科目として500番レベルに位置する科目であり,これまでもっている看護学の学習に加え,学際的な研究視点の重要性を理解する。

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回150分程度) １．関心のある看護の現象に焦点を当てて文献検索を行い,修士論文のテーマに関連する文献を読んで,上記達成目標に向けてプレゼンテーションができるように準備すること ２．文献抄読を通じて,量的研究の手法を習得していくため,質問紙の構成,データ分析,結果の読み取り方など,わからない点は事前に調べて理解してから臨むこと 【復習】(所要時間:各40分程度) １．文献抄読した文献の文献リストを作成する ２．文献中理解が不足していた分析手法等について,確認をしておく

所要時間: 190分