看護研究法 III(量的研究)
修士課程総合人間科学研究科 - 看護学専攻
MHNU7230
コース情報
担当教員: 久田 満
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
50%
授業参加
50%
詳細情報
概要
この授業では,看護研究者として量的研究を実施するために必要な1)統計学的検定,2)研究デザイン,3)心理尺度の使い方,4)研究者としての態度を学ぶ。教員や他の受講者との討論も参考にして,量的研究方法を用いた研究計画書が書けることが目標である。
目標
量的研究とは何かが説明できる。 量的研究の意義が理解できる。 適切な統計学的検定法が選択できる。 心理尺度の作り方が理解できる。 統計ソフトを用いて分析することができる。
授業外の学習
予習としては,配布資料や参考文献などであらかじめ授業の内容を把握しておく。 復習は,授業のあとでノートや配布資料を確認し,十分に理解ができなかったところを整理して,次の授業に臨む。
所要時間: 190分
スケジュール
- 授業全体のガイダンス (以下の授業計画は予定であり,授業の進捗状況により変更する可能性がある)
- 量的研究とは
- 看護実践における量的研究の重要性
- 研究デザイン(1)記述
- 研究デザイン(2)分析
- 研究デザイン(3)介入と評価
- 一変数の記述
- 二変数間の関連の記述
- 三変数以上の関連の記述
- バイアスと交絡
- 心理尺度とは
- 心理尺度の信頼性
- 心理尺度の妥当性
- 研究計画書を書いてみる
教科書
使用しない。
参考書
適宜,紹介する。