マス・メディア論演習
博士前期課程文学研究科 - 新聞学専攻
MHJN7060
コース情報
担当教員: 柴野 京子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
40%
授業参加
40%
レポート
20%
詳細情報
概要
メディア論の文献を読み,デジタル化,ボーダレス化によって概念や営為を大きく変えつつある「メディア」の問題を,原理的な視点から議論する。基本文献は複製技術の原点である出版・書物を扱ったものが中心になるが,広くメディア史,社会史として位置づけることができる。受講者の研究内容や希望に応じて,適宜文献を選定していくこともある。 (参考:今までの講読文献例)マクルーハン『メディア論』,オング『声の文化と文字の文化』,内田隆三『生きられる社会』,アンダーソン『想像の共同体』,ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』,メイロウィッツ『場所感の喪失』,セルトー『日常的実践のポイエティーク』,シルバーストーン『なぜメディア研究か』,フーコー『性の歴史』,ブルデュー『ディスタンクシオン』,クドリー『メディア・社会・世界』,パリッカ『メディア考古学とは何か?』 ,伊藤守編『ポスト・メディアスタディーズ』
目標
メディア論に関する基礎的な文献の講読を通じて,メディアと文化,社会を考える上での理論的な広がりや枠組みを理解し,思考する
授業外の学習
提示された文献の精読(100分)と問題提起(100分)。受講人数に応じて,数回の発表が必須。
所要時間: 190
スケジュール
- オリエンテーション
- 文献講読とディスカッション(以下同)
教科書
授業の概要を参照のこと
参考書
書籍情報はありません。