<東洋史学>古代・中世特研
博士前期課程文学研究科 - 史学専攻
MHHT7120
コース情報
担当教員: 大川 裕子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
50%
レポート
20%
その他
報告の内容,質疑応答の態度を中心に総合的に判断する。
0%
詳細情報
概要
・中国前近代史に関する漢文史料や研究論文を精読しつつ,問題点について討議する。また,修士論文演習とも連携して,自分の研究テーマの中間報告や,関連先行研究の論評も行う。 ・唐代以前を中心に扱う予定であるが,それ以外の時代を専攻する学生にも配慮して授業を進める予定である。
目標
1)先行研究を正しく理解した上で,批判的に考察する力を養う。 2)史料講読を通して,その背後にある社会構造の変化を考察する力を養う。
授業外の学習
・授業中に調査すべき項目が示されたら,次回までに調べて報告することが要請される。 ・各自の研究報告や論文批評の時には十分な準備が必要である。 ・学内外の学会・研究会に積極的に参加し,視野を広げること。 ※毎回の予習に180分程度,復習に60分程度を要する。
所要時間: 240分
スケジュール
- イントロダクション:授業の進め方について ※授業の進行に応じて内容が前後することがありうる。
- 受講生の研究紹介
- 古代史研究の現状と課題(教員の説明)
- 修士論文途中経過報告❶
- 文献調査と討論①
- 文献調査と討論②
- 漢文史料講読と討論①
- 修士論文途中経過報告❷
- 文献調査と討論③
- 文献調査と討論④
- 漢文史料講読と討論②
- 修士論文途中経過報告❸
- 図書館・博物館所蔵資料の研究への活用方法
- 春学期のまとめ:今後の研究方針の確認
教科書
受講者の状況・希望に配慮して,初回に決定する。授業で利用する資料は毎回配付する。
参考書
授業の進行に即して適宜指示・紹介する。
『岩波講座・世界歴史5 中華世界の盛衰~四世紀』
著者: 冨谷至編
出版社: 岩波書店,2021年