<日本史学>中世特研
博士前期課程文学研究科 - 史学専攻
MHHT7040
コース情報
担当教員: 中澤 克昭
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
30%
その他
報告(配布資料,発表,質疑応答などを含む)。
40%
詳細情報
概要
所謂「社会史」の成果を読みなおし,その限界と可能性,批判すべき点とこれからの歴史学に活かすべき点などを吟味する。今なお毀誉褒貶が噴き出す網野善彦がのこした仕事を中心として,関連する諸研究の中から,各自の専門分野・問題関心に即して論文・著書を選び出し,報告をする。その報告に基づき,質疑応答・議論をする。
目標
「社会史」の分析,批判をとおして,メタヒストリーの論じ方やこれからの歴史学のあり方について考える。
授業外の学習
史料講読・研究報告,いずれの場合も,発表の準備を入念におこなうこと。他のメンバーが分担する史料講読の場合も,つぎの授業で読む史料の予習をすること。(各回100分以上) 発表後は,授業での質疑・指導をふまえて,内容の修正や加筆を進めること。また,授業をふまえて,各自の史料講読・研究報告の内容を向上させること。獲得した知見を,みずからの研究テーマに活かすこと。(各回100分以上)
所要時間: 200分以上。
スケジュール
- ガイダンスと分担決定
- テキストと関連書籍
- 報告と討論1
- 報告と討論2
- 報告と討論3
- 報告と討論4
- 報告と討論5
- 報告と討論6
- 報告と討論7
- 報告と討論8
- 報告と討論9
- 報告と討論10
- 報告と討論11
- 報告と討論12
教科書
資料は必要に応じて配布する。
網野善彦著作集 全18巻+別巻
著者: 稲葉伸道,桜井英治,盛本昌広,山本幸司 編
出版社: 岩波書店・2007~2009年
参考書
授業のなかで随時紹介する。
歴史学の作法
著者: 池上俊一
出版社: 東京大学出版会・2022年