ドイツ文化研究IIb
博士前期課程文学研究科 - ドイツ文学専攻
MHGL7640
コース情報
担当教員: 小松原 由理
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金3
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
30%
その他
プレゼンテーション
40%
詳細情報
概要
多和田葉子のジェンダーに関する最新のエッセイを読んでいきます。これまでも多和田葉子の作品には独自なジェンダー観が反映されていましたが,そうした実践の背景にある言語と性をめぐる思想的背景を改めて理解し,それが今日ますます注目されるジェンダー・スタディーズのなかでどのような発信となりえるか,意見交換をし,考察を深めていきたいと思います。なお,本授業で扱う多和田さんの最新のエッセイは,難しい言葉は一切使用されず,わかりやすい文法で書かれ,論旨が明快で,非常に読みやすいドイツ語となっています。そういう意味では,これまでまだドイツ語で書かれた論文やエッセイを読み慣れていない履修者にとっても,基礎力を身に付けるための良い練習となります。
目標
・多和田葉子を代表とするドイツ語文学の表現や語りの戦略を理解すること。 ・ドイツ語で書かれたエッセイを読み,その論旨を的確に把握すること。 ・ジェンダーが投げかける今日的課題や問題提起について理解を深めること。
授業外の学習
テクストの精読及び背景知識のリサーチに3時間。さらに授業後の復習及び関連する内容の再リサーチに1時間程度を要します。
所要時間: 3~4時間
スケジュール
- ガイダンス 多和田葉子について
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- テクストを読む
- 発表①
- 発表②
- 発表③及びまとめ
教科書
適宜プリントを配布する。
参考書
書籍情報はありません。