ドイツ文学研究IVb
博士前期課程文学研究科 - ドイツ文学専攻
MHGL7380
コース情報
担当教員: 初見 基
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
50%
レポート
50%
詳細情報
概要
Jean Améryが執筆した多数のEssayのなかから，Antisemitismusを扱ったものを扱い，戦後ドイツにおけるAntisemitismusにまつわる言説を検討する。 (ただし受講者の研究分野，要望などによって変更をする可能性がある。)
目標
戦後ドイツのAntisemitismusについての言説の概要を把握する。 Jean AméryのAntisemitismusについての見解を把握する。 そのうえで，現今のドイツにおけるAntisemitismusをめぐる言説について，自分の考えをまとめる。
授業外の学習
授業内で示す関連書籍を読んで，前提知識を深めておく。 扱うテクストについてはあらかじめ目を通して理解をしておく。
所要時間: 200分
スケジュール
- 導入:Jean AméryとJudentum
- „Der ehrbare Antisemitismus“をめぐって(1)
- „Der ehrbare Antisemitismus“をめぐって(2)
- „Die Linke und der »Zionismus«“および„Juden, Linke - linke Juden.“をめぐって(1)
- „Die Linke und der »Zionismus«“および„Juden, Linke - linke Juden.“をめぐって(2)
- „Die Linke und der »Zionismus«“および„Juden, Linke - linke Juden.“をめぐって(3)
- „Der neue Antisemitismus“をめぐって(1)
- „Der neue Antisemitismus“をめぐって(2)
- „Shylock, der Kitsch und die Gefahr“をめぐって(1)
- „Shylock, der Kitsch und die Gefahr“をめぐって(2)
- „Der ehrbare Antisemitismus“をめぐって(1)
- „Der ehrbare Antisemitismus“をめぐって(2)
- „Grenzen der Solidarität“をめぐて
- 最終討論
教科書
こちらで準備して配布する。
参考書
授業内で紹介する。