20世紀小説研究I
博士前期課程文学研究科 - フランス文学専攻
MHFL7500
コース情報
担当教員: 福田 耕介
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
45%
レポート
55%
その他
授業の中で,テキストを順番に訳してもらう。第一回目の授業で,授業の説明をするので,必ず出席すること。
0%
詳細情報
概要
モーリヤックの傑作『テレーズ・デスケルー』を踏まえて,テレーズのその後を彼女の再登場する作品を通して追っていく。『失われしもの」,「医院でのテレーズ」,「ホテルでのテレーズ」,『夜の終り』に再登場するヒロインの姿を抜粋して読んでいく。
目標
テレーズ・デスケルーというヒロインを通して,小説にいかに宗教的救済を表現するかという,「小説を書くカトリック」モーリヤックの根幹にある問題についての理解を深める。
授業外の学習
授業で扱う箇所を,辞書を引いて予習し(1時間半),前回の授業で提示された課題について考える。
所要時間: 190分
スケジュール
- 授業概要の説明
- 『失われしもの』を読む(1)
- 『失われしもの』を読む(2)
- 「医院でのテレ―ズ」を読む(1)
- 「医院でのテレ―ズ」を読む(2)
- 「医院でのテレ―ズ」を読む(3)
- ここまでのまとめと総括
- 「ホテルでのテレーズ」(1)
- 「ホテルでのテレーズ」(2)
- 「ホテルでのテレーズ」(3)
- 『夜の終り』を読む(1)
- 『夜の終り』を読む(2)
- 『夜の終り』を読む(3)
- 学生による発表
教科書
授業時にプリントを配布する。
参考書
授業中に順次,指示する。