教育社会学演習
博士前期課程総合人間科学研究科 - 教育学専攻
MHED7320
コース情報
担当教員: 相澤 真一
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 600
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
20%
リアクションペーパー
20%
レポート
60%
詳細情報
概要
野村康『社会科学の考え方』と教育社会学の主要研究を中心に,研究方法について講読しながら,研究計画を考える。主に修士課程1年生の方を中心に,自分ならばどういう研究を考えるかという視点から,社会科学の考え方を勉強していく。
目標
1.自分の研究を,教育の社会科学的研究として考えられるようになる。 2.修士論文を作成するために必要な研究計画書を書けるようになる。 3.教育社会学を中心に,教育研究の方法論を理解できるようになる。
授業外の学習
毎週,関連の文献を読むことが必要となる。文献は少なくとも読解に120分,答案作成に90分を要するものを課します。
所要時間: 210分程度(教科書講読時は毎週提出課題があります)。
スケジュール
- イントロダクション
- 第1章「認識論」の講読。
- 第2章「事例研究」の講読と共に,興味のある事例を全員が報告する。
- 第3章「実験」の講読。
- 第4章「横断的・縦断的研究」の講読・参考文献の論文からの紹介
- 第5章「インタビュー」の講読。
- 第6章「エスノグラフィー」の講読。
- 第7章「調査票調査」の講読。
- 第8章「言説分析」の講読。
- 第9章「研究の倫理」の講読。第9章を踏まえて,研究計画書を書いてくる。
- 「横断的・縦断的研究」および「調査票調査」の実例として論文講読。
- 「インタビュー」,「エスノグラフィー」の実例として具体的な研究の講読。
- 「言説分析」の実例として書籍を講読予定。
- 全体を踏まえて研究計画書を書く。
教科書
下記の野村康『社会科学の考え方』と関連書籍を教科書とする。
『社会科学の考え方』
著者: 野村康
出版社: 名古屋大学出版会・2017年
参考書
書籍情報はありません。