学校臨床社会学講義
博士前期課程総合人間科学研究科 - 教育学専攻
MHED7190
コース情報
担当教員: 酒井 朗
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
20%
リアクションペーパー
20%
レポート
40%
詳細情報
概要
教育現場のミクロな状況を社会学的に分析するための基礎的概念や理論,方法論を学ぶことを目的とする。マイノリティやジェンダーなどと教育の関係に関する研究にも目配りする。問題への対応や対象者の理解を含めた臨床的なアプローチを重視する。受講者各自の研究に関する発表や関連する文献の講読も併せて求める予定である。
目標
1.教育事象を対象とした社会学の理論や概念を習得する。 2.質的方法に関する理解を深め,その技法を習得する。 3.教育社会学における臨床的な視点の意義と課題を理解する。
授業外の学習
予習:毎回講読文献を指定するので,それを読み,ディスカッションに向けてコメントを作成する。 復習:授業の議論に関する感想や質問などをムードルのコメント欄に記載する。 期末:各自の研究課題について問題関心を深め,レポートを作成する。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション
- 学校臨床社会学の視点
- 研究課題の設定について
- 教育現場のミクロな状況を社会学的に分析するための基礎的概念
- 教育現場のミクロな状況を社会学的に分析するための理論
- 教育現場のミクロな状況を社会学的に分析するための方法論
- 各自の研究関心の報告(1)
- 各自の研究関心の報告(2)
- 各自の研究関心の報告(3)
- 教育現場におけるジェンダーをめぐる問題に関する研究の動向
- 教育現場におけるジェンダーをめぐる問題に関する研究の方法論
- 教育現場におけるマイノリティ問題に関する研究の動向
- 教育現場におけるマイノリティ問題に関する研究の方法論
- 講義のまとめ
教科書
授業中に指示する
参考書
書籍情報はありません。