演習/SEMINAR C

博士前期課程地球環境学研究科

MGGE813A

コース情報

担当教員: 銭 学鵬

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月5

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

60%

レポート

40%

その他

授業参加:担当内容の発表,討論に積極的参加など授業に貢献する活動と想定している。

0%

詳細情報

概要

本演習では,持続可能な都市・社会の未来像とは何か,そしてどう実現・転換していくかという研究基本思考から,都市環境システムを解析し,都市開発,交通,資源循環,水,エネルギー,低炭素など都市と環境に関する文理融合型研究を中心に行う。都市・環境の問題は政治,政策,経済,経営,科学技術,社会文化などの要素が,短期と長期,ローカルとグローバルの時空の軸に,複雑に絡み合っており,それの適切なソリューションを考案するには,多元的視点を持って複雑なシステムを理解する必要がある。そのために,視野と心を広げて,経済学・経営学・心理学など社会科学や工学・情報学など多様な分野の専門的知識と手法を勉強し,その融合・高度化で模索しよう。 演習は最終的に修論に結び付くものであり,基本各自のテーマについて調査研究を行い,定期的に演習で進捗状況を報告し,グループ討論や教員指導に基づいて改善を繰り返しながら進める。

目標

都市・環境の問題点をシステム工学的に解析し,自然と社会資源などの制約の下で,技術と社会のイノベーションにより,環境と発展の両立を図る持続的な開発を創造する能力の向上を目指している。特に,サステイナビリティの理解に欠かせないシステム思考と分析,そして理論学習を深め,それに基づいた研究デザインと定量分析能力を強化する。また,研究を進めながら,独創的思考能力と独自の研究能力,そして科学的な表現力の向上が期待されている。

授業外の学習

リーディング:一部の資料が指定論文リストから選ぶもの,一部は各自に調べるもの。 発表資料・レポートの作成:各テーマについて個人或いはグループ単位でケーススタディを実施,授業で発表する。 最終レポート:個人レポート,授業の後半に課題を説明する。

所要時間: 授業1回あたり190分以上。

スケジュール

  1. イントロダクション:春セメの復習,演習の運営方式,研究の基本,研究計画など
  2. 研究方法:主要定量分析方法の説明,データ取集方法の説明
  3. 関連論文の輪読(1):指定論文リストから選んだ論文を演習で紹介する
  4. 関連論文の輪読(2):指定論文リストから選んだ論文を演習で紹介する
  5. 関連論文の輪読(3):指定論文リストから選んだ論文を演習で紹介する
  6. 研究方法のまとめ
  7. 研究課題についての発表と討論:研究方法とデータについて(1)
  8. 研究課題についての発表と討論:研究方法とデータについて(2)
  9. 研究課題についての発表と討論:研究方法とデータについて(3)
  10. 研究課題についての発表と討論:研究方法とデータについて(4)
  11. 研究課題についての発表と討論:研究調査進捗状況(1)
  12. 研究課題についての発表と討論:研究調査進捗状況(2)
  13. 研究課題についての発表と討論:研究進捗状況とまとめ(1)
  14. 研究課題についての発表と討論:研究進捗状況とまとめ(2)

教科書

授業前或いは授業中に関連資料の電子ファイルを配布する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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