演習/SEMINAR D

博士前期課程地球環境学研究科

MGGE812B

コース情報

担当教員: 柘植 隆宏

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火5

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

50%

授業参加

50%

詳細情報

概要

環境経済学を学ぶ。環境経済学とは,経済学の理論を用いて環境問題の原因を解明し,有効な対策を考えることを目的とした分野である。具体的には,ミクロ経済学,マクロ経済学,計量経済学などの分析手法を用いて,公害,地球温暖化,廃棄物問題,生態系破壊,越境汚染,資源の枯渇などの原因と解決方法を考える。 はじめにグループ研究を行い,その成果を発表する。その中で,研究テーマの設定,文献研究,発表準備などを経験し,研究活動に必要なスキルを身につける。次に,個人で発表を行う。そこでは,各自が関心を持つトピックに関する論文や自身の研究について発表し,全員で討論を行う。 一定レベルの数学の素養が求められる。

目標

学術誌に掲載される水準の論文を理解するために必要となる知識を習得すること,ならびに,その知識に基づいて現実の環境問題を経済学的な観点から分析できるようになること。

授業外の学習

発表資料を事前に配布するので,十分に予習しておくこと(毎回の講義ごとに200分程度)。 また,時間は指定しないが,自身の発表については充分な時間をかけて準備を行うこと。

所要時間: 200分

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 イントロダクション:演習の運営方法の説明
  2. グループ研究(1):研究テーマの設定
  3. グループ研究(2):文献研究
  4. グループ研究(3):発表準備
  5. グループ発表
  6. 個人発表(1):研究発表と討論
  7. 個人発表(2):研究発表と討論
  8. 個人発表(3):研究発表と討論
  9. 個人発表(4):研究発表と討論
  10. 個人発表(5):研究発表と討論
  11. 個人発表(6):研究発表と討論
  12. 個人発表(7):研究発表と討論
  13. 個人発表(8):研究発表と討論
  14. 個人発表(9):研究発表と討論

教科書

最新の論文を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。

    参考書

    • 環境経済学の第一歩

      著者: 大沼あゆみ・柘植隆宏

      出版社: 有斐閣・2021年

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