演習/SEMINAR A

博士前期課程地球環境学研究科

MGGE8071

コース情報

担当教員: 田中 嘉成

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金5

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

40%

レポート

60%

その他

資料はMoodle(田中嘉成/演習A_2024)で共有するので,履修生は必ず登録し,定期的にチェックすること。

0%

詳細情報

概要

保全生物学もしくは生態学の標準的教科書を読み,それらの基本的知識を身,生物多様性の消失や生態系の劣化と関係のある地球環境問への理解を深める。セミナーの参加者は,輪読とは別に,セミナーの研究テーマを定め,研究を進める。研究テーマは修士論文やリサーチ・ペーパーで想定しているテーマと関連したものが望ましい。研究テーマと関連した文献の紹介を行い,知識を共有しディスカッションを通じて理解を深める。最終的に,セミナーを通じて行った調査結果をプレゼンテーションし,レポートとしてまとめる。

目標

第1学期の学生は,特に文献検索方法,データの取得方法や解析方法,科学的な論文(レポート)の作成方法を身につけること。 第2学期及びそれ以降の学生は,各自の関心を深め,修士論文や研究レポートの執筆に必要な事前情報,研究手法の検討を終えること。 さらに,環境に関する専門的知識の取得とともに,各自の研究結果を他者に説明するコミュニケーション能力の習得を目指す。

授業外の学習

割り当てられた輪読部分の読み込みとレジメの作成。 各自研究テーマに関連した文献の調査,発表資料の作成。 通常の授業時間とは別に,個別指導を行います。

所要時間: 参加者は,授業時間外に概ね1回あたり190分の文献調査や研究活動を行うことが期待されます。

スケジュール

  1. 趣旨説明 イントロダクション:科学的な研究の進め方 文献検索法,論文・レポート執筆方法の説明
  2. テキスト輪読 セミナーの研究テーマに関する意見交換とディスカッション
  3. テキスト輪読 研究テーマの決定
  4. テキスト輪読,文献紹介
  5. テキスト輪読,文献紹介
  6. テキスト輪読,文献紹介
  7. テキスト輪読,文献紹介
  8. セミナーの研究テーマの中間報告
  9. テキスト輪読,文献紹介
  10. テキスト輪読,文献紹介
  11. テキスト輪読,文献紹介
  12. テキスト輪読,文献紹介
  13. 最終報告会
  14. 最終報告会

教科書

指定されたテキストは,大学図書館もしくは研究科図書で借りられます。また,必要個所の複写は研究室で提供できます。

  • 保全生物学のすすめ 改訂版

    著者: プリマック

    出版社: 文一総合出版・2008

  • 生態学入門 第2版

    著者: 日本生態学会編

    出版社: 東京化学同人・2012

参考書

  • 生態学

    著者: M. ベゴン他

    出版社: 京都大学出版会・2013

  • 生態学ー基礎から保全へ

    著者: 鷲谷いづみ

    出版社: 培風館・2016

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