研究法入門

博士前期課程言語科学研究科

MFLJ7160

コース情報

担当教員: 島田 めぐみ

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

15%

リアクションペーパー

10%

レポート

25%

その他

「その他」は,2つの課題(文献リストを作成する課題,先行研究の発表の課題)が該当する。レポートとして,研究計画を作成要領(授業で説明する)に従って作成することを課す。欠席が5回を超えた場合は不合格となる。

50%

詳細情報

概要

言語教育分野における研究を行うために必要な知識と技能に関し学びを深める。具体的には,研究とは何か,先行研究の把握,研究課題の設定,研究倫理,研究の方法,研究成果の発表等について,講義と演習を行う。演習では,各自,先行研究リストの作成,プレゼンテーション資料の作成等を行い,グループでのディスカッション,ピア・ラーニングを行う。

目標

・言語教育分野における研究法の基礎知識を修得する。 ・当該分野での研究を把握し,解決すべき課題を設定することができるようになる。 ・課題を達成するために,適切なデータ収集の方法と分析手法を選択し,研究計画を立てることができるようになる。

授業外の学習

1) 予習として,次回授業に関する文献(教科書の該当箇所,配布資料,その他)を読むことが求められる。 2) 数回の課題(文献リストの作成,先行研究の講読,発表の準備など)を行うことが求められる。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 研究とは何か (テキスト第1章)
  2. 研究テーマの決め方 (テキスト第2章)
  3. 先行研究の探し方 (テキスト第3章)
  4. 先行研究の把握,要約
  5. 研究課題の設定 (テキスト第4章)
  6. データの収集 (テキスト第4章) 先行研究のリスト(発表)
  7. 研究計画の策定,研究倫理
  8. 質的研究の進め方①(アプローチ,データ収集法) (テキスト第5章)
  9. 質的研究の進め方②(分析法,解釈,考察) (テキスト第5章)
  10. 質的研究の進め方①(研究デザイン,データ収集) (テキスト第6章)
  11. 質的研究の進め方②(統計手法) (テキスト第6章)
  12. 質的研究の進め方③(演習) (テキスト第6章)
  13. 研究成果の公表方法 (テキスト第7章)
  14. 先行研究の要約の発表

教科書

下記教科書のほか,論文等の資料を授業で案内する。

  • はじめての英語教育研究−押さえておきたいコツとポイント

    著者: 浦野研・亘理陽一・田中武夫・藤田卓郎・高木亜希子・酒井英樹

    出版社: 2016

参考書

書籍情報はありません。

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