日本語評価法
博士前期課程言語科学研究科
MFLJ7090
コース情報
担当教員: 小柳 かおる
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
20%
レポート
40%
その他
テスト作成の宿題
30%
詳細情報
概要
言語テスティングの基本的理論を学び,日本語教育におけるテストの役割,テストのあり方を考える。また,テスト作成の実習を行い,「よいテスト」とは何か理解を深める。コースの中で行うテストに加え,日本語の大規模試験についても紹介する。
目標
1)言語能力とは何か,どうやって測るべきかを理解する。 2)言語テストが備えるべき要件を知る。 3)コースの目標に即した言語テストの作成方法を学ぶ。 4)テスト結果の分析方法,活用方法を学ぶ。 5)テストが学習者の学習方法や教師の教え方に及ぼす影響について理解する。
授業外の学習
予復習として教科書を読む(120分) 宿題としてテスト作成などを行う(70分)
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション/イントロ:テストの条件
- 言語テストの目的/テストの種類
- 作成手順と問題形式
- 話す能力の評価
- 書く能力の評価
- 聞く能力の評価
- 読む能力の評価
- 文字・語彙の評価
- 文法能力の評価
- (予備)
- (予備)
- 日本語教育における大規模試験・公的試験
- テスト結果の分析・解釈
- テストをしない評価
教科書
教科書をベースにディスカッションしたり,テスト作成の実習を行うので,教科書の入手は必須。
テストを作る
著者: 村上京子他
出版社: スリーエーネットワーク,2013年
参考書
日本語教育 よくわかる評価法
著者: 伊東祐郎
出版社: アルク,2022年
日本語教師のためのExcelでできるテスト分析入門
著者: 小野塚若菜・島田めぐみ
出版社: スリーエーネットワーク,2008年