第二言語習得Ⅱ

博士前期課程言語科学研究科

MFLJ7020

コース情報

担当教員: 小柳 かおる

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火4

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

授業参加

10%

レポート

50%

その他

論文要約発表

30%

詳細情報

概要

前期の「第二言語習得1」を受けて,さらにInstructed SLAにおける研究への理解を深める。SLAの認知的プロセスやメカニズムを検討した上で,第二言語習得に影響が大きい,教室指導の効果,言語適性,動機づけの問題を議論する。

目標

教室習得環境における学習者の習得上の問題を自ら考える力を養う。学習者の認知的プロセスにどのような教育的介入を行うのが効果的か,そこに介在する学習者要因にどう対処したらいいか,自ら研究課題を見出せるようにする。

授業外の学習

予習として教科書のチャプターや論文を読む(150分) 復習として教科書/論文と授業配布資料を確認する(40分) この他に,持ち回りでその要約発表を受講者が行うので,担当の回には発表の準備が必要。また,期末に向けてはレポートを準備する時間の確保が必要になる。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション
  2. SLAの認知過程(1)
  3. SLAの認知過程(2)
  4. 教室指導の効果(1)
  5. 教室指導の効果(2)
  6. 言語適性(1)
  7. 言語適性(2)
  8. 動機づけ(1)
  9. 動機づけ(2)
  10. 指定論文の講読
  11. 指定論文の講読
  12. 指定論文の講読
  13. 個人選択の実証研究論文の要約発表
  14. 個人選択の実証研究論文の要約発表

教科書

2冊の指定教科書のいくつかのチャプターを使用するので,入手する必要あり。

  • 認知的アプローチから見た第二言語習得

    著者: 小柳かおる・峯布由紀

    出版社: くろしお出版,2016年

  • 第二言語習得の普遍性と個別性

    著者: 小柳かおる・向山陽子

    出版社: くろしお出版,2018年

参考書

書籍情報はありません。

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