ドイツ語意味論1

博士前期課程言語科学研究科

MFLG7420

コース情報

担当教員: 高橋 亮介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木1

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

50%

レポート

40%

詳細情報

概要

本科目では,ドイツ語における意味的な現象を扱った基本文献の精読ならびに批判的検討を行う。原則として意味論に関するトピックを中心的に取り上げるものの,受講者の関心に合わせ,形態論・統語論・語用論・音韻論といった関連諸領域と意味論との接点に位置づけられるテーマも扱う。また,希望次第では,日本語など他言語との対照という観点を採り入れた文献も積極的に取り上げていく。

目標

ドイツ語学に関する専門文献を正確に読み解いた上で批判的に検討を加える力を身につけることができる。

授業外の学習

毎回の授業後,以下の学習(合計190分)を行うことが求められる。 ・講義資料やノートを参考に授業の内容を要約する(60分) ・関連文献を読み込み,知識の整理と深化に努める(130分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 講義の概要および授業の進め方に関するガイダンスを行う。
  2. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により,詳細は変更する可能性がある。 意味論の基本概念に関する文献の精読および議論 (1) 概念的意味
  3. 意味論の基本概念に関する文献の精読および議論 (2) 意味の場
  4. 意味論の基本概念に関する文献の精読および議論 (3) 成分分析
  5. 意味論の基本概念に関する文献の精読および議論 (4) 意味関係[上下関係]
  6. 意味論の基本概念に関する文献の精読および議論 (5) 意味関係[類義関係]
  7. 意味論の基本概念に関する文献の精読および議論 (6) 意味関係[反義関係]
  8. 多義性に関する文献の精読および議論 (1) 個別義の認定
  9. 多義性に関する文献の精読および議論 (2) 基本義の認定
  10. 多義性に関する文献の精読および議論 (3) 意味の拡張
  11. 多義性に関する文献の精読および議論 (4) メタファー
  12. 多義性に関する文献の精読および議論 (5) メトニミー
  13. 多義性に関する文献の精読および議論 (6) シネクドキ
  14. 春学期のまとめ

教科書

開講時に指示する。

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.