臨床実習1

博士前期課程言語科学研究科

MFLC7270

コース情報

担当教員: 吉畑 博代

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 600

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

25%

レポート

25%

その他

実習施設からの資料および訪問した実習担当教員の所見に基づいて評価する。基本的に実習日程の全てに参加すること。実習先,スーパーバイザーごとに異なる課題が求められる。

50%

詳細情報

概要

学外の臨床現場のスーパーバイザーの指導のもとで実施される。臨床現場で,多職種連携,安全管理に配慮し,言語聴覚士としての適切なふるまいを学ぶ。既習の言語聴覚障害に関する知識や技能を臨床現場で実践的に活用する経験を通して,理解を深めるとともに,臨床家としての自己の課題を見つめ,今後の学びにつなげる。 実習期間中に,実習担当教員が実習施設を訪問し,あるいは,他の方法で,実習の進捗状況と個別の実習生の実習課題の確認を行う。 登録は,言語聴覚研究コースに1年以上在籍した院生に限る。

目標

既習の知識や技術を実践場面において,具体的・実際的に体得することを目的とする。 1)臨床現場での基本的な立ち居ふるまいができるようになる。 2)言語聴覚士に求められる資質,知識,技能,倫理の理解を深める。 3)個々の実習生が自身の課題を的確に把握し,言語聴覚士として臨床に出るときに基本的な実践を行えるように,知識を深め,スキルを磨く努力ができるきっかけとすることができる。

授業外の学習

実習前:実習で必要とされる検査や訓練方法などの知識を確認する。 実習中:スーパーバイザーの指示にしたがって,課題に取り組む。実習記録を毎日作成し,スーパーバイザーに提出する。 実習後:実習体験を振り返る,習得したことがらを整理する。

所要時間: 200分

スケジュール

  1. 病院・病棟オリエンテーション
  2. 評価や訓練など各臨床場面の観察と諸記録
  3. 対象者とのコミュニケーションを通した情報収集
  4. 対象者への訓練計画立案および実施
  5. 自身の行動計画に沿った振り返りと評価

教科書

実習先ごとに参考書が紹介される。また自身で必要と思う教科書を用意すること。

    参考書

    下記が参考書である。

    • 標準言語聴覚障害学 失語症学第3版

      著者: シリーズ監修:藤田郁代 編集:藤田郁代/立石雅子/菅野倫子

      出版社: 医学書院 2021

    • 標準言語聴覚障害学 高次脳機能障害学 第3版

      著者: シリーズ監修:藤田郁代 編集:阿部晶子/吉村貴子

      出版社: 医学書院 2021

    • 言語聴覚士のための臨床実習テキスト 成人編

      著者: 深浦順一・為数哲司・内山量史編著

      出版社: 建帛社・2017

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