発声発語障害学演習D
博士前期課程言語科学研究科
MFLC7260
コース情報
担当教員: 西脇 恵子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水1
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
50%
レポート
40%
詳細情報
概要
食べること・飲み込むことの障害は,人間の生き方にもかかわってきます。言語聴覚士はその対応をする専門職です。 対応に関しては,摂食嚥下機能を知ること,その障害を知ること,そしてそれがなにが原因であるかを推定し,リハビリテーションのプログラムを作成します。 授業ではその知識を積むこと,考えることを体験し,実際のリハビリテーションプログラムを相互実習も含めて学びます。
目標
摂食嚥下機能を説明できること,障害の症状を知り,その原因を推論すること,実際の手技を体験し意味を理解することなどを通して臨床に出たときの基礎知識を学ぶことを目標とします
授業外の学習
復習が必要だと思います
所要時間: 285分
スケジュール
- ユニット1:オリエンテーション,摂食嚥下機能の基礎知識 授業の進め方を理解するとともに,摂食嚥下機能を知る
- ユニット2:摂食嚥下機能障害とは 原因と症状を理解する
- ユニット3:摂食嚥下障害の評価 摂食嚥下障害の評価としてスクリーニングの方法を理解する
- ユニット4:摂食嚥下障害の評価 摂食嚥下障害の評価としてスクリーニングの方法を理解する
- ユニット5:摂食嚥下障害の評価 摂食嚥下障害の評価として詳細な検査(画像評価)を理解する
- ユニット6:摂食嚥下障害の訓練1 摂食嚥下障害の訓練として間接訓練の方法と手技を理解する
- ユニット7:摂食嚥下障害に訓練2 摂食嚥下障害の訓練として直接訓練の方法と手技を理解する
- ユニット8:摂食嚥下障害の訓練3 摂食嚥下障害の訓練として直接訓練の方法と手技を理解する
- ユニット9:摂食嚥下障害の訓練4 摂食嚥下障害のリハビリテーションとして食形態の調整について理解する
- ユニット10:摂食嚥下障害のリハビリテーションの周辺知識1 栄養についての知識を理解する
- ユニット11:摂食嚥下障害のリハビリテーションの周辺知識2 手術的な対応,気管切開について理解する
- ユニット12:摂食嚥下障害のリハビリテーションの周辺知識3 他職種との連携,口腔乾燥,口腔ケア,NSTについて理解する
- ユニット13:摂食嚥下障害の訓練5 疾患別の対応の違いについて理解する
- ユニット14:摂食嚥下障害のリハビリテーションのまとめ 実際の訓練の立て方,リスクに対する管理,対応,家族を含めた介護者への指導,摂食嚥下リハビリテーションの倫理について理解する
教科書
テキストは持っていたほうが良いと思います。ほかのものは適時紹介します。
言語聴覚士のための摂食嚥下障害学
著者: 倉智雅子編
出版社: 医歯薬出版.2013年
参考書
書籍情報はありません。