言語聴覚障害学特論/SEM

博士前期課程言語科学研究科

MFLC1010

コース情報

担当教員: 原 惠子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

20%

レポート

30%

その他

授業内での課題発表。学外施設見学,あるいは,講演/特別授業への参加。

30%

詳細情報

概要

言語聴覚障害学の歴史をたどり,現在の展開状況を概観し,将来の展望を考える。成長・発達・老化の視点から,言語聴覚障害の種類,特徴,発生機序を考える。言語・コミュニケーションとは何かを考え,コミュニケーションのプロセスを学ぶ。臨床を行うために必要な基本的事項,すなわち,評価・診断の原則と方法,治療・指導・訓練の原則と方法および理論,効果の評価・判定について学ぶ。言語聴覚士の職務内容や職業倫理,他職種との連携のあり方について学ぶ。言語聴覚障害,リハビリテーション,障害者福祉等に関する問題意識に基づきテーマを選び,授業でレポートし,ディスカッションを行う。

目標

1)成長・発達・老化の視点から,言語聴覚障害の種類,特徴,発生機序に関する基礎知識を習得する。 2)言語聴覚士の職務と職業倫理に関する基本事項について学ぶ。 3)言語・コミュニケーションとは何かを考え,コミュニケーションのプロセスについて基礎知識を習得する。 4)評価・診断の原則と方法について基礎知識を習得する。 5)治療・指導・訓練の原則と方法および理論について基礎知識を習得する。 6)指導効果の評価・判定について学ぶ。 7)他職種との連携のあり方について学ぶ。

授業外の学習

1)授業後,授業で紹介された文献・資料を読んで,学びを深める。 2)各自,言語聴覚障害,リハビリテーション,障害者福祉等に関するテーマを決め,それに関して,発表を行い,レポートを提出する。 3)学外施設の見学,学外での講演会,あるいは,ゲストスピーカーによる講演・特別授業等が1・2回程度設定されるので,それらに参加し,レポートを作成する。

所要時間: 200分

スケジュール

  1. 言語聴覚障害学の歴史と現状 人間生活における言語・コミュニケーションの意義・役割 *以下は予定であり,状況によって,変更の可能性がある。
  2. 言語聴覚士の職務,職業倫理 言語聴覚障害学の学問的基盤
  3. 評価・診断の基本事項(1)
  4. 評価・診断の基本事項(2)
  5. 情報検索方法
  6. リハビリテーションの理念 障害の概念
  7. 臨床の基本的流れ
  8. 言語聴覚障害の種類と特徴 評価・診断 (1)
  9. 言語聴覚障害の種類と特徴 評価・診断 (2)
  10. 言語聴覚士の業務の実際
  11. 関連職種との連携
  12. 言語聴覚療法の提供システム
  13. レポート発表(1)
  14. レポート発表(2)

教科書

各授業毎に,関連文献・資料を紹介する.

    参考書

    随時,紹介する。

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