日本外交史

博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 国際関係論専攻

MFIR7130

コース情報

担当教員: 高橋 和宏

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月1

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

70%

小テスト等

30%

詳細情報

概要

近年,外交文書公開の進展や政治家等に対するオーラルヒストリーの蓄積により,戦後日本外交史上の様々な争点が実証的に解明されつつある。本講義では,戦後期の日本外交に関する文献講読を通じて,こうした研究の最前線を理解するとともに一次史料の利用方法といった方法論を学ぶことを目的とする。 学生による報告に対して教員からコメントや質疑を行い,その問題点や評価点をフィードバックする。

目標

戦後日本外交の主要な論点について一次史料に基づく専門知識を習熟する。また,そうした論点が現代の外交課題にどのようにつながっているのかを考える学問的素養を身につける。

授業外の学習

【予習】事前の文献講読とコメントの作成が必須である。指定テキストの該当箇所を読み,記載内容について関心を持ったポイント(3点)をより深く調査したレジュメを準備すること(各回180分程度)。 【復習】テキストの再読や教員への質問を通じて,興味を持った論点をより深く理解し,十分理解できなかった点を解消すること(各回60分程度)。

所要時間: 本授業の予習・復習に要する時間は合計240分を標準とする。

スケジュール

  1. ガイダンス
  2. 戦後日本外交史の研究動向
  3. 文献講読とディスカッション 教科書 第1章
  4. 文献講読とディスカッション 教科書 第2章
  5. 文献講読とディスカッション 教科書 第3章
  6. 文献講読とディスカッション 教科書 第4章
  7. 文献講読とディスカッション 教科書 第5章
  8. 文献講読とディスカッション 教科書 第6章
  9. 文献講読とディスカッション 教科書 第7章
  10. 文献講読とディスカッション 教科書 第8章
  11. 文献講読とディスカッション 教科書 第9章
  12. 文献講読とディスカッション 参考書 第1章
  13. 文献講読とディスカッション 参考書 第2章
  14. 文献講読とディスカッション 参考書 第5章

教科書

添谷芳秀『入門講義 戦後日本外交史』慶応義塾大学出版会,2019年

    参考書

    大矢根聡編『日本の経済外交 新たな対外関係構築の軌跡』勁草書房,2023年

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