国際安全保障研究1

博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 国際関係論専攻

MFIR7040

コース情報

担当教員: 齊藤 孝祐

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金3

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

50%

その他

各回の報告内容を評価する。

50%

詳細情報

概要

学術書・論文・報告書・重要な政府文書等を講読しながら,国際政治学・安全保障論に関する知識や方法論を習得し,論文執筆のための能力を高めることを目指す。また,希望に応じて,受講者自身が研究構想や成果について報告し,議論する場を設ける。

目標

安全保障分野の現代的課題を理解し,関連資料を収集・解釈するための方法について,受講者自身の関心に照らし合わせて習得し,自身の研究に反映させることができるようになる。

授業外の学習

・文献報告・研究報告の担当者は事前に準備を行い,当日にレジュメを配布すること。 ・文献報告の回については全員がテキストを事前に熟読し,コメントを準備しておくことを求める。(60分以上) ・講義内容を踏まえて関連する文献を渉猟し,関連する知識を自分なりに体系化していく。(130分以上)

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. イントロダクション,報告分担の決定
  2. 解説:学術論文の考え方/個別テーマと大きな問題構造の接続
  3. 文献報告,研究発表(1):安全保障とES
  4. 文献報告,研究発表(2):ESの考え方
  5. 文献報告,研究発表(3):国際交渉とES
  6. 文献報告,研究発表(4):国力とES
  7. 文献報告,研究発表(5):古典的事例の検討
  8. 文献報告,研究発表(6):貿易とES
  9. 文献報告,研究発表(7):対外援助とES
  10. 文献報告,研究発表(8):ESの合法性と道徳性
  11. 文献報告,研究発表(1):ESをめぐる諸問題(1)グループ1
  12. 文献報告,研究発表(2):ESをめぐる諸問題(2)グループ2
  13. 文献報告,研究発表(3):ESをめぐる諸問題(3)グループ3
  14. ディスカッションセッション

教科書

今学期はエコノミック・ステイトクラフト(経済安全保障)を題材に議論する。また,受講生の関心に合わせて,追加的にテキストを指定することがある。教科書については原著(英語)の使用も可。

  • エコノミック・ステイトクラフトー国家戦略と経済的手段ー

    著者: デビッド・A・ボールドウィン

    出版社: 産経新聞出版,2023年

参考書

書籍情報はありません。

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