対外政策研究1
博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 国際関係論専攻
MFIR6200
コース情報
担当教員: 小島 真智子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
20%
レポート
40%
その他
プレゼンや討論者の担当など。詳細は初回授業で指示する。
30%
詳細情報
概要
この授業では,対外政策を決定づける要因を,国内環境と国際環境の両側面から見ていく。国家の対外政策は,国家元首の人格や政治体制などの国内環境が決め手なのか,あるいは,その国をとりまく外的環境が決め手なのか。また,相互の作用はどう説明できるのか。国際政治学でこれまで問われてきたこれらの問いを,具体例をもとに考えていく。
目標
(1)国際政治学の基礎を把握する。 (2)対外政策分析(FPA)と呼ばれる分野の特徴を知る。 (3)理論を具体例を用いて説明する能力を獲得する。 (4)自分のピックアップした国について,対外政策形成の特徴を説明できるようになる。
授業外の学習
授業で扱う毎回のテーマの理解を深めるためには予習(各回につき90分)・復習(各回につき50分)が不可欠である。また,課題をこなすためにも,授業時間外の学習は必要となる(各回につき50分程度)。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション ※以下は,予定であり,変更もあり得る。
- 国際関係学の基礎(1):『国際関係論ー現実主義・多元主義・グローバリズム』第1章
- 国際関係学の基礎(2):『国際関係論ー現実主義・多元主義・グローバリズム』第2章・第3章
- 国際関係学の基礎(3):『国際関係論ー現実主義・多元主義・グローバリズム』第5章
- 国際政治構造と国家:対外政策分析(FPA)の視点(1):国家目標と合理性の問題
- 国際政治構造と国家:対外政策分析(FPA)の視点(2):政策決定における利益団体
- 期末レポートの中間報告(トピック,アクター,日表/年表など)
- 国内政治と対外政策のリンケージ
- 対外政策と外的環境のリンケージ
- 輪講と発表(第1ペア)
- 輪講と発表(第2ペア)
- 期末レポートの研究報告(第1ペア)
- 期末レポートの研究報告(第2ペア)
- まとめ
教科書
テキストについては授業中に指示します。
参考書
書籍情報はありません。