グローバル・ガバナンス論研究1

博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 国際関係論専攻

MFIR6030

コース情報

担当教員: 都留 康子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

60%

レポート

40%

その他

各自の修士論文の進捗状況の報告。

0%

詳細情報

概要

政治が法を創り,その法が政治を拘束するということは一般論として理解されてきたが,国際政治と国際法は別学問として発展してきた経緯がある。本講義では,国際政治のさまざまな事象を研究する上で必要となる国際法の基礎知識をまず学ぶ。海洋や環境についての問題関心を持っていることが望ましい。

目標

各自の関心事例において国際制度や国際法の果たしてきた役割についての視野を広める。 国際法についての基本的,一般的な理解も身につけること。

授業外の学習

予習として,レジュメ担当者以外も,全員が必ず英語文献を読んで授業に参加のこと(120分)関連した資料などを探し,論点を探すこと(30分) また復習として,提出されたレジュメを検討し,該当する国際法についての知識をまとめること(40分) なお,各自の修士論文の研究計画を常にアップデートすること。 国際法についてある程度の知識があること,あるいは学習する意欲があることが期待される。

所要時間: 190

スケジュール

  1. ガイダンス,今後の授業計画,文献の確定
  2. 修士論文の構想発表
  3. 文献講読 Knudsen and Navari Chap1.
  4. 文献講読 Chap.2
  5. 文献講読 Chap.3
  6. 文献講読 Chap.4
  7. 文献講読 Chap.5
  8. 論文構想中間報告
  9. 文献講読 Chap.6
  10. 文献講読 Chap.7
  11. 文献講読 Chap.8
  12. 文献講読 Chap.9
  13. 文献講読 Chap.13
  14. まとめ

教科書

初回の授業で正式に確定する

  • Tonny Berns Knudsen and Cornelia Navari, International Organization in the Anarchical Society, (予定)

    出版社: Palgrave , 2017

  • The oxford Handbook of History of International Law; The Oxford Handbook of Theor of International Law 等の論文集も利用する。

参考書

最上敏樹『国際法以後』みすず書房,2024年。

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