ヨーロッパポップカルチャー研究1
博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 地域研究専攻
MFAS8004
コース情報
担当教員: NEVES Mauro
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
レポート
詳細情報
概要
本演習は,ヨーロッパにおいてポップカルチャーがヨーロッパ人のアイデンティティー形成にどのような役割を果たすに注目し,それぞれのヨーロッパのポップカルチャーを考察する。さらにヨーロッパのポップカルチャーに表れるジェンダー,ダイバーシティおよびエスニシティについても考察する。そしてポップカルチャーの比較論について学ぶ。他地域専攻の学生も歓迎するが,事前に連絡をとっていただきたい。
目標
博士前期課程において,ヨーロッパ地域を中心に個別の事例を扱い,特定国またはサブリージョンの理解を深めるために,受講者は個々人の扱うテーマに関する基本的文献渉猟を行い,その知識の集積に努める。また,個別テーマや国に限らず,受講者全体が共有できるポップカルチャーに関する主要文献を読み,学術論文の精読をさらに継続するとともに,原書(英語など)文献読解力も養う。博士前期課程1年目のものは本ゼミのテーマにおいて自身の研究地域における先行研究の中から,モノグラフや学術論文を選び書評を作成して提出する。博士前期課程2年目のものは,当該先行研究が自身の修士論文の構成における位置づけを明確に論ずることが求められる。
授業外の学習
発表においては,報告者であるか否かに限らず,事前の精読が求められる。特に外国語文献の場合,単なる文法的,語彙的理解に留まるのではなく,その背景や専門用語に関して事前に調べ,授業中に建設的な議論を展開させるための入念な準備が必要である。
所要時間: 授業1回あたり190分以上
スケジュール
- 初回で受講者の関心テーマを確認し,年間のゼミ運営の方針について議論する。参考文献およびポップカルチャー作品について紹介し,2週目以降の発表担当を決定する。
- 発表1
- 発表2
- 発表3
- 発表4
- 発表5
- 発表6
- 発表7
- 発表8
- グループディスカッション1
- グループディスカッション2
- グループディスカッション3
- グループディスカッション4
- ファイナルディスカッション
教科書
テキストは受講生と相談の上決定する。
参考書
書籍情報はありません。