ラテンアメリカ国際関係研究1
博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 地域研究専攻
MFAS7490
コース情報
担当教員: 子安 昭子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
その他
受講者は授業で取り上げる論文や資料の内容を説明するためのレジュメを作成し報告する。それ以外にも修士論文執筆計画についても適宜発表・ディスカッションする。
詳細情報
概要
ラテンアメリカのみならず世界の新興諸国(アジアやアフリカ,中東地域など)の政治経済や対外政策に関する文献を輪読する。多極化する世界といわれる中で,ブラジルやトルコ,南アフリカなど新興諸国の発言や行動が国際関係に持つ意味,またそうした新興諸国は世界をどう見ているのか,関係諸国や地域の外交や対外戦略を学ぶことで,翻って日本を含め先進諸国の対外政策は今後どうあるべきかについて議論する。 アクティブラーニングとしては毎回の授業でディスカッション,またプレゼンテーションが行われる。
目標
・M1は,本講義を通して得られるラテンアメリカの国際関係に関する知識や情報をもとに,自らの研究課題と応用可能な方法論の設定を行い,修士論文計画書を作成する。 ・M2は,本講義を通して得られるラテンアメリカの国際関係に関する知識や情報をもとに,自らの研究課題に沿った調査・分析を進め,修士論文の執筆を行う。
授業外の学習
・予習:次回の授業で使う資料を読む。発表担当の場合はレジュメ作成する(所要時間120分) ・復習:授業で配布されたレジュメや資料をもう一度見直したり,文献を再度読んでみることで理解をさらに深める(所要時間70分) ・常に自分の研究テーマについて文献収集や資料の読破,分析,ノート作成を行う。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- イントロダクション
- 受講生による報告およびディスカッション(研究テーマについて)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(1)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(2)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(3)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(4)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(5)
- 修士論文の書き方について
- 受講生による報告およびディスカッション(1)(修士論文の研究計画について)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(6)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(7)
- 文献の輪読,報告およびディスカッション(8)
- 受講生による報告およびディスカッション(2)(修士論文の研究計画について)
- まとめ
教科書
受講生の関心に合わせ,適宜選択する。
参考書
Routledge Handbook of Latin America in the World
著者: Jorge I. Dominguez and Ana Covarrubias
出版社: Routledge 2014
ラテンアメリカ地球規模課題の実践
著者: 畑惠子・浦部浩之編
出版社: 新評論 2021