ラテンアメリカ社会開発研究2
博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 地域研究専攻
MFAS7460
コース情報
担当教員: 田村 梨花
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
レポート
詳細情報
概要
春学期に引き続き,ラテンアメリカ諸国が経験してきた社会開発の思想と実践の理解を深める。春学期に行ったディスカッションと受講生の研究テーマに関連する論考の輪読(受講生の口頭発表による)をすすめる。適宜,修士論文(M1は計画書,M2は草稿)の発表・検討も行う。
目標
講義で扱う論考の理解とディスカッションにより,社会開発における当事者性(民衆,地域住民など)に着目する意識を醸成し,自身の調査研究テーマの理論的枠組みを広げることを目的とする。 ・M1は,本講義で得られる知見を通して,自らの研究調査に応用可能な方法論と調査法を発見し,修士論文計画書を作成するとともに,調査分析に必要となるフィールドワークを具体的に計画する。 ・M2は,本講義で得られる知見を自らが進めている研究調査に応用し,修士論文を執筆する。
授業外の学習
輪読するテキストは受講者全員の読解と,報告者の詳解(レジュメ作成含む)を義務とする。各回の講義の流れ,輪読の担当日,レポートの提出日を考慮しながら,各自で調整の上,各回につき190分程度の予習・復習・課題作成を行なうこと。以下の項目を参考にすること。 ・テキストの輪読の回については,全員が資料を精読することを前提とする。プレゼン担当の場合はレジュメを作成し,事前に教員にメールで送付すること(詳細は講義時に説明する)。 ・自身の研究テーマに基づいたレポート・卒論作成のための一連の研究調査(資料収集,読解,分析,執筆作業など)を計画的に行うこと(アウトライン作成を含む)。 ・研究調査方法や資料作成について質問が生じた場合は,オフィスアワーを利用して教員にアポを取り,適宜相談すること。
所要時間: 190分
スケジュール
- ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 輪読テキストの選定,受講生の研究調査の進捗状況に関する報告・意見交換を行い,スケジュールを検討する。
- 修士論文進捗状況およびフィールドワーク報告(1)
- 修士論文進捗状況およびフィールドワーク報告(2)
- 輪読(発表・ディスカッション)(1)*履修者にM2がいる場合は,適宜執筆中の修士論文に関する報告を行う。
- 輪読(発表・ディスカッション)(2)
- 輪読(発表・ディスカッション)(3)
- 輪読(発表・ディスカッション)(4)
- 輪読(発表・ディスカッション)(5)
- 輪読(発表・ディスカッション)(6)
- 輪読(発表・ディスカッション)(7)
- 輪読(発表・ディスカッション)(8)
- 論文計画書およびフィールドワーク計画発表(1) *M2は,執筆中の修士論文に関する報告を行う。以下同様。
- 論文計画書およびフィールドワーク計画発表(2)
- 論文計画書およびフィールドワーク計画発表(3)
教科書
受講生の関心に沿って選定する。
参考書
受講生の関心に沿って選定する。