ヨーロッパ政治社会研究2
博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 地域研究専攻
MFAS7030
コース情報
担当教員: 内村 俊太
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
レポート
詳細情報
概要
本演習では,近世スペイン(海外領も含む)の歴史的特徴を政治・国制・宗教・社会・経済などについて総体的に把握することをつうじて,ヨーロッパ近世史の研究方法を修得することを目的とする。春学期のヨーロッパ政治社会研究1とあわせて履修すること。 近世(英語ではEarly Modern,スペイン語ではEdad Moderna)は,中世以来の身分制度などが続く一方で,近代以降のグローバルな一体性のある世界がスタートした時代でもある。本講義では,このような近世の歴史的特質を理解することをつうじて,現在とは異なる歴史上の時代・社会を総体として認識する難しさと面白さを学び,受講者それぞれの研究の基盤を形成することをめざす。 アクティブ・ラーニングとしてプレゼンテーション,ディスカッションを実施する。
目標
本演習では,スペイン近世史を理解するために重要な文献・史料の講読をつうじて,近世史の分析視角と方法論を修得することめざす。1年次生は,スペイン語・英語・日本語等の文献を事前に熟読し,その成果にもとづいて授業で議論することをつうじて,近世史研究についての理解を深めることを目標とする。2年次生は,上記の点に加えて,近世史研究の分析視角を自己の専門研究に有機的に関連づけることを目標とする。
授業外の学習
受講者は,指定された文献についての予習(120分程度)・復習(70分程度)をすること。文献の読解である以上,文法的に正確に理解するだけでなく,文献で言及される用語・概念等についての事前予習が求められる。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション(対象文献の詳細を伝達するため,かならず出席すること)
- スペイン諸地域に関する近世史理解 1
- スペイン諸地域に関する近世史理解 2
- スペイン諸地域に関する近世史理解 3
- スペイン諸地域に関する近世史理解 4
- スペイン近世国家の総体的な理解 1
- スペイン近世国家の総体的な理解 2
- スペイン近世国家の総体的な理解 3
- スペイン近世国家の総体的な理解 4
- スペイン近世国家の総体的な理解 5
- スペイン近世国家の総体的な理解 6
- スペイン近世国家の総体的な理解 7
- スペイン近世国家の総体的な理解 8
- スペイン近世国家の総体的な理解 9
教科書
参考文献は適宜提示する。
参考書
書籍情報はありません。