地域調査方法論
博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科 - 地域研究専攻
MFAS1020
コース情報
担当教員: 戸田 美佳子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
40%
レポート
60%
その他
課題A:助成金申請書の作成。ひとつのひな型としてグローバル・スタディーズ研究科研究助成金の申請様式を使用。 課題B:修士論文作成計画書の作成。
0%
詳細情報
概要
地域研究に必要とされる基本的な調査方法全般について,実例を交えながら輪講により講義する。本講義は,戸田美佳子(コーディネータ)が中心となって担当する。シラバスは春学期末に若干の変更の可能性があるので,注意して再度参照すること。
目標
地域研究に必要とされる基本的な調査法(調査モラル,研究倫理,文書史料調査,質問表を用いた調査,住み込み調査,聞き取りとフィールドノートの書き方など)を理解する。また個別のテーマ,状況に応じた調査法(考古学の現場,国際協力の現場など)への理解を深める。
授業外の学習
各回の担当教員より事前資料の提示がある場合は,事前に授業準備をすること。 授業後は議論の整理および関連資料を調べ,自らの調査に活かせるようにすること。 加えて,トレーニングとしての助成金申請書の作成,修士論文計画書の作成を課題として実施するため,自身の研究計画について,授業と並行しながら準備を進めること。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- 月27日 オリエンテーション,課題Aおよび課題B説明(戸田 美佳子)
- 月4日 助成金申請・研究計画立案,学会とは(戸田 美佳子)
- 月11日 地域調査のモラル,著作権について(福武 慎太郎)
- 月18日 研究倫理と研究倫理審査 (吉田 修馬)
- 月25日 文書史資料調査の技法 (山口 昭彦)
- 月8日 住み込み調査とフィールドノート(福武 慎太郎)
- 月15日 質問表を用いた調査と統計処理 (岩崎 えり奈)
- 月22日 支援の現場と現地調査(田村 梨花) *課題A提出
- 月29日 課題A合評会(田村 梨花・戸田 美佳子)
- 月6日 ジェンダーや多様性を調査に反映させるための手法 (田中 雅子)
- 月13日 共同研究への参加(戸田 美佳子)
- 月20日 調査方法の視座:考古学から問い直す文化遺産(丸井 雅子)
- 月10日 調査方法の視座 :社会調査の方法(権 香淑) *課題B提出
- 月17日 課題B合評会 (田村 梨花・戸田 美佳子)
教科書
資料はMoodleにて,あるいは授業時に配布する
参考書
書籍情報はありません。