マーケティング戦略論特講Ⅱ

概要

本講義では,以下の英文ジャーナルに掲載された論文を輪読することを通じて,最新のマーケティング研究法を学ぶ。各受講生が1本ずつ(あるいは1本以上)の論文を担当し,その内容についてプレゼンテーションを行う。質疑応答およびディスカッションを通じて,マーケティングの研究法のみならず,マーケティングや周辺領域の理論,論文の書き方についても主体的に学ぶことを目指す。 「特講Ⅱ」は,「Ⅰ」を履修済みか,論文を読み慣れた学生を対象とする。論文を批判的に読み,自らの研究計画につなげるトレーニングも行う。 輪読対象のジャーナルは以下のとおりである。 Journal of Marketing Journal of Marketing Research Journal of Consumer Research Journal of Consumer Psychology

目標

到達目標は,履修生がマーケティング及び消費者行動研究の学術論文(英語)の読み方を習得し,先行研究の知見を独力で理解できるようになることである。とくに実験計画や統計的結果の読みとり方を重点的に解説する。丁寧な輪読を通じ,論文を執筆する際に必要となる論文構成力や最新の研究方法論を履修生が修得することを目指す。 本講義は,マーケティングの基礎知識を解説する授業ではないので,履修登録の際には留意されたい。(マーケティングの知識は履修の前提である。未履修の場合は,学生自身で予習・復習を行うことを求める。)

授業外の学習

毎週,指定された論文を読んでくること(所要時間:毎週４～６時間程度)。また,論文に対するコメントや質問を用意してくること。

所要時間: 240分