国際経営論研究Ⅰ

博士前期課程経済学研究科 - 経営学専攻

MEMG7430

コース情報

担当教員: 竹之内 秀行

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 600

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

授業参加

30%

その他

平常の講義への取り組みと期間中の提出課題を総合して行なう。 なお,その他とは,具体的には学期末における個人報告のことである。

50%

詳細情報

概要

競争の激化などの環境変化にともない,企業は環境変化への対応を迫られている。そうした環境変化への適応パターンの1つが,国際化である。環境変化への適応パターンの1つが海外進出だと考えると,いくつかの疑問が生まれてくる。たとえば,いつ,いかにしてどの市場へ企業は参入するのか?つまり,海外進出に関する議論である。こうした企業のグローバル化に関する議論にくわえて,本講義では,特定のトピックとして,「人材のダイバーシティ」に焦点を当てる。 こうした課題に取り組む際には,企業の海外展開やダイバーシティに関する文献の検討を行うとともに,統計分析についても議論する。 なお,本講義の後半においては,データに関する分析を行い,各自で報告を行う。

目標

企業の国際的な事業展開に関する理論に対する理解を促進する。

授業外の学習

参考図書や講義内で提示する文献をあらかじめ検討したうえで講義に参加する。さらに,講義後には,講義で学習した内容と自らの講義前の予習を比較検討する。それによって,講義内容への理解を深める(所要時間:90分程度)。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 講義内容の説明
  2. 国際経営研究の方法①:ケース分析
  3. 国際経営研究の方法②:ケース分析と議論
  4. 国際経営研究の方法③:因果関係
  5. 国際経営研究の方法③:概念と測定
  6. 国際経営に関する基礎文献の講読および討論①:グローバル化
  7. 国際経営に関する基礎文献の講読および討論②:グローバル化の現実
  8. 国際経営に関する基礎文献の講読および討論③:日本企業のダイバーシティ①
  9. 国際経営に関する基礎文献の講読および討論④:日本企業のダイバーシティ②
  10. 国際経営に関する基礎文献の講読および討論⑤:ダイバーシティに関する実証研究の検討①
  11. 国際経営に関する基礎文献の講読および討論⑤:ダイバーシティに関する実証研究の検討②
  12. 実証研究①:仮説
  13. 実証研究②:データ分析
  14. 実証研究③:プレゼンテーション

教科書

講義内で提示する。

    参考書

    • 国際ビジネス理論

      著者: 江夏健一ほか編著

      出版社: 中央経済社・2008年

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