経営戦略論特講Ⅰ
博士前期課程経済学研究科 - 経営学専攻
MEMG7250
コース情報
担当教員: 網倉 久永
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
20%
その他
期中及び期末課題の評価 なお,上記の評価割合は目安であり,最終的な評価は,平常の講義への取り組み(出席・授業参加)と期中及び期末課題の評価を総合して行う。
60%
詳細情報
概要
競争戦略論だけにとどまらず,経営学・社会科学全般に関する調査研究の基礎となる,研究方法論について議論・検討する。仮説構築・検証の方法論,社会現象の測定手法など,各回ごとのテーマに即した文献リストを初回講義時に配布し,講読の順を決定する。
目標
研究調査のための基礎を身につけ,経営戦略論をはじめとする経営学研究の論文を執筆するために適切な研究方法を選択できる能力をみにつけることが,本講義の目的である。
授業外の学習
予習として,各回のテーマに即した文献リストに挙げられている論文・書籍を読み込み,講義での発表・討議の準備を行う。講義終了後の復習として,講義時間中の討議内容を振り返り,修士論文等の学術論文を自らが作成する際に,講義内容がどのように利用可能かを検討する。(所要時間:各2時間程度)
所要時間: 190分以上
スケジュール
- イントロダクション;社会科学の方法論とは
- 社会科学の目的1:社会現象の記述
- 社会科学の目的2:社会現象の説明
- 定量的方法論1:相関関係
- 定量的方法論2:因果関係
- 定性的方法論1:サンプリング
- 定性的方法論2:理論的検討
- 仮説の構築と検証1:演繹的仮説構築
- 仮説の構築と検証2:帰納的仮説構築
- 仮説の構築と検証3:ランダム化と理論サンプリング
- 社会現象の測定1:理論と現象の対応
- 社会現象の測定2:概念操作化
- 社会現象の測定3:因果関係の確定
- 社会現象の測定4:理論の妥当性
教科書
初回講義時にリーディングリストを配布する。
参考書
書籍情報はありません。