財務会計論特講Ⅰ
博士前期課程経済学研究科 - 経営学専攻
MEMG7010
コース情報
担当教員: 西澤 茂
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
40%
授業参加
40%
リアクションペーパー
20%
詳細情報
概要
多国籍企業の有価証券報告書,アニュアル・レポートのケース・スタディおよび実証分析を行うことにより, 日米の財務報告制度の比較研究,財務会計の機能と経営者の会計手続き選択といった論点について議論し,企業経営に重大な影響を与える企業会計上の論点について研究を継続する。
目標
多国籍企業の時系列分析およびクロスセクション分析を行えるようになること。
授業外の学習
分析対象企業の有価証券報告書およびアニュアルレポートにおけるMD&Aを参照して,当該企業の経営実態を認識しておくこと(所要時間:45分程度)。
所要時間: 190分
スケジュール
- 講義内容の説明
- 多国籍企業のアニュアル・レポートのケース・スタディ:日本
- 多国籍企業のアニュアル・レポートのケース・スタディ:米国
- 多国籍企業のアニュアル・レポートのケース・スタディ:欧州
- 日米の財務報告制度の比較研究:小売業
- 日米の財務報告制度の比較研究:製造業
- 日米の財務報告制度の比較研究:サービス業
- 財務会計の機能と経営者の会計手続き選択:事業分析
- 財務会計の機能と経営者の会計手続き選択:設備分析
- 財務会計の機能と経営者の会計手続き選択:資金調達分析
- 財務会計の機能と経営者の会計手続き選択:ガバナンス分析
- 各国証券市場における公表財務諸表の分析:日本
- 各国証券市場における公表財務諸表の分析:米国
- 各国証券市場における公表財務諸表の分析:欧州
教科書
簿記・会計学の基礎知識は,事前に習得しておくこと
グローバル企業の財務報告分析
著者: 西澤茂
出版社: 中央経済社．2017年
参考書
書籍情報はありません。