プレゼンテーションの技術Ⅰ

博士前期課程経済学研究科 - 経済学専攻

MEEC7816

コース情報

担当教員: 堀江 哲也

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金6

形式: 対面授業

レベル: 600

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

50%

レポート

50%

詳細情報

概要

前期のプレゼンテーションの技術Ⅰと後期のプレゼンテーションの技術Ⅱとを合わせて,1年間で論文を1本を執筆します。プレゼンテーションの技術Ⅰでは,論文の題材を探すために,(1)先行研究論文を5本読み,先行研究20本ほどを整理し,(2)リサーチ・クエスチョンを形成し,(3)分析に必要なデータの収集を行う。そのうえで,(4)最も簡単な分析を終わらせる。本講義では,修士論文を執筆する前年に研究を確実に1つ仕上げる体験をすることが最も重視されている。 この授業は,別の授業である「論文演習Ⅰ」と関連させて行う。

目標

本授業では今年度1年での論文を1本書くことを目標にしています。前期では, (1)先行研究で行われている中心的な議論を知り(先行研究),(2)自分独自のリサーチ・クエスチョンを得て(リサーチクエスチョン),(3)そのリサーチ・クエスチョンに答えることが先行研究にどのように貢献をし(貢献),(4)そのリサーチ・クエスチョンに答えるためには何を明らかにしなければならないかを明確化し(研究の目的),(5)そのためにはどのようなデータと分析手法を用いなければいけないか(分析手法),といった5点について記された文章を20ページほど執筆する。さらにここでは,簡単な分析を終える必要がある。

授業外の学習

授業時間外に行う作業が最も重要である(所要時間:300分/week)。必要に応じて,堀江の研究室に研究のための相談を個人的に行う必要もある。

所要時間: 300分(120分:先行研究精読,180分:論文執筆)

スケジュール

  1. 毎回の授業は,学生は自分の研究プロジェクトの発表または,計量経済学の教科書の発表を行います。 計量経済学とは何か
  2. 学生による発表 計量経済分析のエッセンス1
  3. 学生による発表 計量経済分析のエッセンス2
  4. 学生による発表 計量経済学を用いた実証分析の具体例
  5. 学生による発表 最小二乗法の仕組みと適用条件
  6. 学生による発表 加重最小二乗法と一般化最小二乗法
  7. 学生による発表 プロビットモデルと最尤法
  8. 学生による発表 順序ロジットモデルと多項ロジットモデル
  9. 学生による発表 トービットモデルとヘーキットモデル
  10. 学生による発表 非線形モデルの実証分析の具体例
  11. 学生による研究発表
  12. 学生による研究発表
  13. 学生による研究発表
  14. 学生による研究発表

教科書

Jeffrey M. Wooldridge (2019) Introductory Econometrics: A Modern Approach (7th edition), South-Western Pub.

    参考書

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