開発経済学特講Ⅱ
博士前期課程経済学研究科 - 経済学専攻
MEEC7490
コース情報
担当教員: 樋口 裕城
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金3
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
レポート
その他
授業参加は輪読の評価で,レポートは学期末のレフェリーレポート(内容の要約・批判・コメント)です。
詳細情報
概要
この授業の目的・目標は,大学院レベルの開発経済学を学ぶことです。開発経済学とは,貧しい国がなぜ貧しいのかを考え,貧困削減に向けての政策提言を試みる学問です。 春学期は,日本語での講義と英語の学術論文の輪読とを通じ,開発経済学の基礎的な知識と,データ分析に必要となる計量経済学の知識と手法を学びます。みなさんの習熟度を確かめるために学期中に何度か小テストを行います。 春学期の授業では,STATAもしくはRという統計ソフトを用いてのデータ分析の演習を行い,宿題を課します。ただし,コマ数の関係で統計ソフトの詳しいところまでは扱えないので,入門・導入レベルの演習のみとなります。 秋学期は,各自の関心にあわせた学術論文の輪読を通じ,その内容を理解するとともに,それにコメントできるようになることを目指します。秋学期のみ受講する場合は,必ず履修前に個別に相談してください。
目標
開発経済学の英語の学術論文を読んで内容を理解し,レフェリーレポート(内容の要約・批判・コメント)を書けるようになることを,一年間を通しての目標とします。授業でとりあげようと考えているジャーナルの一例は以下の通りです。 ・American Economic Review ・Journal of Development Economics ・World Bank Economic Review ・World Development
授業外の学習
予習として,毎週輪読の学術論文を読む必要があります。さらに,自分が担当の週にはスライドを準備して論文の内容を丁寧に説明する必要があります。
所要時間: 授業1回あたり190分以上。
スケジュール
- ガイダンス ※受講生の人数・レベルによってスケジュールの変更がありえます。
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- 輪読
- まとめ
教科書
授業中に適宜紹介します。
参考書
書籍情報はありません。