死生学研究法I
博士前期課程実践宗教学研究科 - 死生学専攻
MARL1010
コース情報
担当教員: 佐藤 啓介
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月6
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
40%
授業参加
10%
リアクションペーパー
30%
レポート
20%
詳細情報
概要
死生学専攻前期課程院生の必修科目。 死生学専攻の3つの群は,それぞれ広範な実践関心と研究方法を含んでいる。 本講義においては,第1週目のオリエンテーションに続き,第2週目〜第7週目において各群の基本文献を講読し,基本的な研究姿勢を養う。 第8週目以降は,毎週院生2名ずつ,研究計画の発表を行い,クラスで検討する。
目標
・実践宗教学,および死生学のカヴァーする諸研究領域が理解できるようになる。 ・実践宗教学研究と死生学研究の基盤となる知識が蓄積され,研究方法について理解できるようになる。 ・領域の広がりが分かるとともに,個々の研究テーマの位置付けを明確にできるようになる。
授業外の学習
テキストの関連個所を事前に読んできて,積極的に討議に参加すること,また,それぞれの研究課題について発表の準備をすることが求められる。 予習 テキストや発表資料を事前に読んでくる 60分 予習 自身の研究発表の準備をする100分 復習 テキストや発表を復習し,それに基づいて自身の研究課題をブラッシュアップする 30分
所要時間: 各回190分以上の予習や発表準備,復習
スケジュール
- オリエンテーション,自己紹介
- 第1群の文献講読(1):第1群の課題
- 第1群の文献講読(2):第1群の研究法
- 第2群の文献講読(1):第2群の課題
- 第2群の文献講読(2):第2群の研究法
- 第3群の文献講読(1):第3群の課題
- 第3群の文献講読(2):第3群の研究法
- 研究計画の検討(1):研究テーマの決定
- 研究計画の検討(2):先行研究とは何か
- 研究計画の検討(3):リサーチクエスチョンの設定
- 研究計画の検討(4):短期的な研究計画
- 研究計画の検討(5):長期的な研究計画
- 総合ディスカッション
- まとめ
教科書
各群の文献は,オンライン上に指示する。
参考書
ケア従事者のための死生学
著者: 島薗進・清水哲郎(編)
出版社: ヌーヴェルヒロカワ,2010年
死生学とは何か
著者: 島薗進・竹内整一(編)
出版社: 東京大学出版会,2008年