計量経済学特論I
応用データサイエンス学位プログラム
MADS7350
コース情報
担当教員: 髙橋 雅生
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
100%
詳細情報
概要
計量経済学の分析手法のうち,回帰分析の基礎を習得する。最小二乗法の推定値の導出や統計的検定に加え,推定値が望ましい性質を持つ前提条件を理解することを重視する。数量的分析手法を修得するとともに,最新の研究動向を参考にしながら,現代社会が直面する事象や課題をどのような経済学的視点から分析できるのかを学ぶ
目標
最小二乗法の推定値の導出や統計的検定,及び推定値の不偏性に必要な前提条件について説明できる。 最小二乗法を用いた実証研究に対して,推定の前提条件のその研究における成否を判断し,データ,推定モデル,推定結果の解釈等を批判的に理解できる。
授業外の学習
授業内容について適宜予習・復習をすること。
所要時間: 200分
スケジュール
- 計量経済学と経済データの特質
- 確率論の基礎 (1)
- 確率論の基礎 (2)
- 推定と検定 (1)
- 推定と検定 (2)
- 単回帰分析 (1)
- 単回帰分析 (2)
- 単回帰分析 (3)
- 重回帰分析 (1)
- 重回帰分析 (2)
- 重回帰分析 (3)
- パネルデータ分析 (1)
- パネルデータ分析 (2)
- まとめ
教科書
下記の教科書を用いる。
Introduction to Econometrics
著者: James Stock and Mark Watson
出版社: Pearson Education Limited・2019
参考書
Mostly Harmless Econometrics: An Empiricist's Companion
著者: Joshua D. Angrist and Jorn-steffen Pischke
出版社: Princeton University Press・2009